下地調整の重要なポイント1 コーキング処理
投稿日:2019年8月5日 更新日:2023年12月30日
目次
外壁塗装は「下地処理」という大事な工程があります。
下地処理は塗装する前に下地を整える工程のことです(塗装する面を下地と呼びます)。
一つの作業を指すのではなく、高圧洗浄やケレンなど様々な作業があり、それらを総称して下地処理と呼びます。
下地処理の中には「コーキング処理」もあります。
コーキングはシーリングとも呼び、樹脂を原料とする防水充填剤です。
外壁塗装を行う上でコーキング処理は必ず行う大事な作業となっておりますので、これから塗装工事をされる方は、コーキング処理がどんな作業なのかポイントを押さえておきましょう!
【コーキング処理とは?】
コーキング処理について具体的にお伝えいたしますね!
コーキング処理(コーキング工事)は、劣化したコーキングを新しく打ち直し、低下した建物の防水性と気密性を改善するために行う工程です。
施工箇所は、サイディングやALCなどにある外壁目地、部材の接合部、異なる部材が接する取り合い部、配管引き込み部、窓や玄関などの開口部などに行っております。
コーキングの耐用年数は一般的なものだと10年前後、塗膜が劣化して塗り替え時期にきていれば、必然的にコーキングもメンテナンスが必要な状態になっています。
そのため、殆どの方は、外壁塗装を行う時にコーキング工事も一緒に行います。
外壁塗装の時期と劣化症状についてはこちらの「こんな症状は外壁塗装の時期?劣化症状と塗装のタイミング」をご覧ください。
【コーキングが担っている役割】
充填前のコーキングは粘度の高い液体状になっており、硬化するとゴムのように弾力のある質感になります。
ゴムのように伸び縮みする特性から、サイディングなどの目地材として用いられており、建物の揺れや外壁材の膨張・収縮による動きに追従し、外壁材の破損を防ぎます。
つまり外壁材同士の衝撃を和らげるための緩衝材がコーキングの役割の一つです。
そして、もう一つが水の侵入を防ぐことです。
建物は隙間なく建てられているわけではなく、ところどころ隙間が生じます。
水はちょっとした隙間からでも入り込んできますので、侵入してくる水の量が多ければ、最悪は雨漏りを引き起こしてしまいます。
また、隙間を塞ぐことで気密性を高めることもできます。
現在は高断熱・高気密の家が多くなり、気密性を保つことも重要なポイントとなっています。
【コーキングの施工方法は「打ち替え」と「増し打ち」の2つ】
大切なお住まいを維持していく上でコーキングのメンテナンスは欠かせません。
コーキングは防水に関わる作業なので、適切に施工されていなければ雨漏りを起こす原因になってしまいます。
コーキングの施工方法は「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法があります。
それぞれ状況に応じた使い分けが必要なため、正確な現場判断が重要です。
【「打ち替え」・「増し打ち」とは?】
「打ち替え」は既存コーキングを完全に撤去して、新しくコーキングを充填する方法。
主に外壁目地を施工する際に「打ち替え」で行います。
もう一つの「増し打ち」は、既存コーキングを残して、その上に新しいコーキングを充填する方法です。
「増し打ち」は水の侵入リスクがある窓や玄関などの開口部、コーキングを撤去しきれない入隅などに用います。
既存コーキングを残すといっても、できる限りの撤去は行います。
コーキングは10mm以上の厚みを確保することが推奨されています。
「増し打ち」の場合、厚みが確保しにくいため、三角コーキングなど工夫して厚みをつけなければなりません。
【「打ち替え」と「増し打ち」の使い分け方】
必要なコーキング厚を確保しやすいという点では「打ち替え」が優れています。
実際にコーキング工事は、支障がない限り「打ち替え」で行うのが基本です。
ただし、窓などの開口部は、コーキング撤去時に防水紙を傷つけて水が侵入するリスクがあります。
いくらコーキングに厚みをつけるためだからといって、雨漏りのリスクを高めるのは得策ではありません。
このため、「打ち替え」と「増し打ち」は、どちらかの工法が優れているといった極端な区別はできません。
大事なことは状況に応じて適切な方法を使い分けることです。
大まかな使い分けだと、外壁目地は「打ち替え」、窓などの開口部や入隅は「増し打ち」で行われています。
コーキング工事についてはこちらの「シーリング工事とは?外壁塗装と一緒にメンテナンスしておきたい防水工事」もご参考にしてください。
【コーキング工事はルーツにおまかせ!高耐久コーキングもご用意しております!】
コーキングの劣化が雨漏りを引き起こす原因になることもあります。
とくに窓などの開口部は、コーキングの劣化が原因で雨漏りすることがありますので、被害が出る前にメンテナンスを行いください。
一般的なコーキングは5〜10年程度が耐用年数です。
現在は塗料の性能も向上しておりますので、コーキングも高耐久なものがおすすめです。
ルーツは高耐久コーキングもご用意しておりますので、もしご興味がございましたら、ぜひご検討してみてください。
高耐久コーキングの詳しいことはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。
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