サイディングを張り替えるのは何年目から?

投稿日:2024年2月14日

 

国内住宅の9割以上がサイディングを採用しています。

外壁のメンテナンスというと塗装が浮かびますが、ある程度の年数が経てば塗装では対応できなくなり、外壁材の張り替えをご検討していただくことになります。

 

そこで気になるのが、何年目からサイディングを張り替えればいいのか、ということです。

本記事ではサイディングの張り替え時期とメンテナンススケジュールについて解説いたします。

 

【そもそもサイディングを張り替える必要はある?】

板状に成形されている外壁材をサイディングと呼びます。

サイディングは金属系と窯業系、樹脂系、木質系があります。

各素材で耐用年数が異なり、こちらの表にまとめました。

 

金属系サイディング 20〜30年
窯業系サイディング 20〜30年
樹脂系サイディング 20〜30年
木質系サイディング 15〜25年

※耐用年数の間は塗装や補修、コーキングなどのメンテナンスが必要です。

外壁塗装のタイミングについてはこちらの「これって外壁塗装が必要?塗り替え時期とタイミングを逃さないポイント!」をご覧ください。

 

現在では、ずっと保つことができる外壁材はありません。

ある程度の時期にくれば必ずサイディングの張り替えが必要な時期がきます。

それではどうしてサイディングを張り替える必要があるのか具体的にご説明いたします。

 

【外壁の構造とサイディングの張り替えが必要な理由】

サイディングを張り替えるのは何年目から?

外壁材の役割は、建物を形作る柱や梁などを風雨などから保護すること、地震や風などの衝撃に耐えることなどです。

どのサイディングにも耐用年数があるように、経年劣化すれば外壁材の強度が弱くなり、建物そのものの耐久性も低下します。

 

つまり外壁材の強度を改善させることが、サイディングの張り替えが必要な理由の一つ。

 

さらに理由はもう一つあります。

それは防水性を改善するためです。

 

建物は外壁材を張る前に防水シートで柱などの骨組みを覆い、これが大事な防水層をつくっています。

防水シートはタイベック(デュポン社が開発した繊維不織布)が有名です。

 

防水シートは20年、30年、長いと50年相当の耐用年数を想定されていますが(グレードにより異なります)、一般的なものだと20年が張り替えを検討する目安となっています。

 

塗装などで外壁材の機能が維持されていたとしても築20年を超えてくれば防水シートの性能を心配しなければなりません。

 

なによりも防水シートが機能されていなければ内部に水が浸透して雨漏りを起こしてしまいます

防水シートはサイディングをすべて剥がさなければ張り替えができませんので、ある程度の年数が経てばサイディングも一緒に張り替える必要があるのです。

 

【サイディングの張り替えは20年目以降が目安】

サイディングを張り替えるのは何年目から?

上記でお伝えしたようにサイディングの耐用年数は20年ほどとされておりますので、それまでは外壁塗装やコーキング工事を定期的に行うことで機能を維持できます。

 

サイディングの張り替えを考えていただくのは、防水シートの壽命を迎えるころです。

一般的な防水シートなら20年ほどが耐用年数とされておりますので、これくらいの年数が経ちましたら外壁塗装ではなく、サイディングの張り替えも視野に入れて計画を立ててください。

 

サイディングの状態が良好であれば外壁塗装で対応できます。

塗装は外壁材を長期的に保つために行います。

塗装が古いままだとサイディングの壽命を縮めることになってしまうので、適切なタイミングで塗装を行いください。

 

【こんな症状はサイディング張り替え工事が必要】

サイディングを張り替えるのは何年目から?

年数の経過だけでなく、サイディングの劣化具合も張り替えを考えていただく目安となります。

こちらの劣化症状がサイディングに見られる場合は、張り替えをご検討ください。

 

【ひび割れ・打痕】

ひび割れや打痕でサイディングの基材が露出している場合、張り替えまたは補修が必要です。

損傷の範囲が軽微な場合は部分補修が可能です。

 

部分補修すると外壁の違いで見栄えに違和感が出る可能性があります。

部分補修する場合は、見栄えが良くなるように外壁塗装もご一緒にお考えください。

 

【崩落】

サイディングが大きく破損してしまっている場合は、張り替えまたは補修が必要です。

築年数がそれなりに経ち、施工範囲も広い場合は、補修よりも張り替えのほうが安く抑えられる場合もあります。

 

【反り】

サイディングは熱により膨張・収縮を繰り返します。

それによりサイディングが反ってしまうことがあり、水の侵入や破損につながります。

症状が悪い場合はサイディングの張り替えをおすすめします。

 

【塗装を考えていただく劣化症状】

大きな破損がなく、防水シートも保たれている場合は塗装で対応できます。

 

塗装が必要な劣化症状はこちらです。

 

・色褪せ

・チョーキング

・クラック

・塗膜剥離

・汚れの付着

・苔やカビの発生

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状は外壁塗装の時期?劣化症状と塗装のタイミング」をご覧ください。

 

【サイディングの張り替えならルーツにおまかせください!】

サイディングは様々な素材がありますが、どれもだいたい20年ほどの耐用年数をもちます。

サイディングのメンテナンスは、築20年までは塗装を行い、それ以降は防水シートの壽命を考慮してサイディングの張り替え工事を視野にいれてください。

 

サイディングの張り替え工事は築年数だけで判断できるものではなく、劣化症状も合わせて見る必要があります。

目立った劣化症状が見られなくても築20年を迎えるころは、張り替えも検討して建物診断を実施ください。

 

ルーツは無料で建物診断を実施しております。

サイディングの張り替え工事をお考えでしたら、ぜひ当社におまかせください!

 

建物診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

サイディング工事についてはこちらのページもおすすめです!

 

サイディングのメンテナンス方法を「金属系」と「窯業系」別に解説!

 

樹脂系サイディングとは?メリット・デメリットとお手入れ方法をご紹介!

 

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