外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

投稿日:2023年5月29日  更新日:2023年5月31日

外壁塗装の相場は51〜120万円です。

定期的に塗装が必要とわかっていても多くのお金が必要になりますので、なんだか躊躇してしまいますよね。

 

「できることならメンテナンスコストは抑えたい。そもそも外壁塗装は必要なの?」

ふと、こんなことが浮かんでこないですか?

 

外壁塗装をする必要性が分からなければ、ますます工事を行うのに消極的になってしまうかもしれません。

しかし、そのまま塗装をせずに放置してしまうのはおすすめしません。

 

放置する期間が長くなるほど、建物はダメージを蓄積して、本来耐えうる年数よりも前に寿命を迎えてしまうかもしれません。

大切なお住まいを維持していくためにも、外壁塗装の必要性を知っておくことは重要です。

 

本日は「外壁塗装の必要性」「塗装せずに放置するリスク」についてお伝えします。

 

【外壁塗装することで得られる効果】

外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

そもそも外壁塗装することでどんな効果が得られるのでしょうか?

パッと浮かぶのが、「建物がきれいになる」ということかもしれません。

 

しかし、外壁塗装は建物がきれいになることだけでなく、他にも重要な効果があります。

以下に外壁塗装することで得られる効果についてご説明します。

 

【建物がきれいになる】

前述したように外壁塗装は建物の美観性を向上させることができます。

建物は年数が経過してくると「色褪せ」や「汚れの付着」などが目立ってきます。

褪色が顕著に現れていると建物が古く見えてしまいますので、美観を維持するために外壁塗装が必要です。

 

【風雨などによる劣化から保護できる】

建物は常に風雨や太陽の紫外線、車の排気ガス、空気中の砂埃、苔の胞子など様々なものにさらされています。

このような環境におかれているため、年数が経過すればそれだけの劣化が生じてきます。

塗装は建物を劣化させる要因から保護することも目的の一つです。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【耐久性が高くなり、寿命が延びる】

塗装は建物を保護する役割があります。

その塗装も古くなれば水が染み込みやすくなり、外壁などの部材が脆くなってきます。

 

建物を保護する機能が低下したままだと建物の老朽化は進み、本来耐えうる寿命も短くなってしまうでしょう。

外壁塗装は建物の耐久性を高め、寿命を延ばす役割もあるのです。

 

【機能性を付帯できる】

塗装は建物の保護性能を高めるだけではありません。

断熱性、遮熱性、低汚染性などの機能性を付帯させることもできます。

 

機能は塗料の種類で違いますので、ご希望していることや汚れやすくて困っているといった悩みに応える塗料をお選びください。

 

塗料についてはこちらの「外壁塗装の耐久性は塗料の種類で違う。知っておきたいポイント」をご覧ください。

 

【外壁塗装は絶対に必要?塗装しないままにするリスクとは?】

外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

さて、上記で外壁塗装の効果についてお伝えしました。

外壁塗装の必要性でポイントとなってくるのが以下の4つです。

 

1:美観性の向上

2:保護性能の向上

3:建物の延命

4:機能性の付与

 

上記の3のポイントで分かるとおり、建物を長期的に維持していくためには外壁塗装が必要です。

こちらの見出しにある「塗装しないままにするリスクとは?」の答えになりますが、劣化していても塗装しないままにすれば、建物の寿命は縮まってしまうでしょう。

むしろ「建物の寿命を縮める」というのは最終的な結果でして、そこに行き着くまでの被害は無視できません。

 

外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

まず想定される被害は「雨漏り」です。

塗装が古くなれば内部に水が浸透しやすくなるため、そのまま放置すれば雨漏りへと発展してしまいます。

 

外壁の下には防水紙が張ってありますので、すぐに雨漏りすることはありませんが、水に触れ続ける状態が長く続けば、それだけ劣化も早まります。

 

建物内部が塗れるだけでなく、室内にまで水が流れてくると普段の生活にも支障を与えて大きなストレスを抱えてしまうでしょう。

 

雨漏りについてはこちらの「雨漏りが起きたらどんな修理が必要?」をご覧ください。

 

外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

そして次に考えられる被害が「シロアリ」です。

シロアリは建物の天敵と言ってもいいくらいに厄介な存在です。

 

シロアリは湿気が多いところを好み、木材を餌とします。

雨漏りを起こしている建物は、シロアリにとって住みやすい環境でして、シロアリが住み着いてしまうと柱や土台などの建物の大事な構造体が食べられてしまいます。

 

木材表面から食べるのではなく、内部から食べる特徴がありますので、食べつくされてしまうと木材の芯がなくなり、ちょっと押しただけで簡単に穴が開いてしまうほど脆弱化してしまいます。

柱や土台などがこのような状態になってしまうため、シロアリは建物にとって非常に恐ろしい存在なのです。

 

「外壁塗装は建物をきれいにするだけ」という認識が強いかもしれませんが、塗装しないことのリスクは非常に大きなものですので、被害がでる前に塗装することが大切です。

 

【こんな症状がありましたら塗装を考える時期です!】

外壁塗装はしなきゃいけないの?塗装しないままにするリスクとは?

どうでしょうか?

外壁塗装が必要な理由がお分かりいただけましたか?

 

外壁塗装の必要性が分かったところで、次に気になるのが、いつ外壁塗装をすればいいか、その時期ですよね?

外壁塗装をご検討していただく目安となるのが「年数の経過」と「劣化症状」です。

 

外壁塗装のタイミングについてはこちらの「これって外壁塗装が必要?塗り替え時期とタイミングを逃さないポイント!」で詳しく解説しております。良ければこちらもご覧ください。

 

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