窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

投稿日:2024年9月30日

今はサイディングのお家が増えてきましたよね。

窯業系、金属系ともにシェア率が高く、どの建物にも使われているなぁと感じます。

 

サイディングは耐火性が高く、すてきなデザインが豊富にあります。

長く使用しているとだんだん不具合も出てきますので、時期を見て状況に応じたリフォームを行なっていく必要があります。

 

そもそもサイディングのリフォームはどんな方法があるでしょうか?

状況に合っていないと過剰なリフォームになってしまうので、しっかりとどんな方法があるか押さえておきましょう!

 

本記事では窯業系サイディングのリフォーム方法について解説いたします!

 

サイディングとはどんな外壁材?

窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

もしかするとご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、まずはサイディングとはどんな外壁材かおさらいしてみましょう。

サイディングとはボード型の外壁材でして、成形品が現場に納品され、簡単な加工くらいで施工できる外壁材です。

 

サイディングには「窯業系」と「金属系」「樹脂系」「木質系」など種類があります。

それぞれが耐用年数、リフォーム方法などが異なります。

 

本記事では窯業系サイディングのリフォーム方法について解説いたしますので、窯業系サイディングの特徴だけ簡単にご説明します。

 

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を組み合わせた外壁材

耐火性に優れており、デザインの種類も豊富にあります。

 

塗装で防水されており、定期的に塗り替えが必要ですが、今ではフッ素コーティングや光触媒コーティングなどのサイディングも登場しており、褪色も起きにくくなっています。

 

樹脂系サイディングについてはこちらの「樹脂系サイディングとは?メリット・デメリットとお手入れ方法をご紹介!」でご紹介しております。

 

窯業系サイディングのリフォーム方法

窯業系サイディングのリフォーム方法は主にこちらの3つの方法があります。

 

① 外壁塗装

② コーキングの打ち替え

③ サイディングの新調(張り替え又はカバー工法)

 

どれも外壁の維持やバージョンアップに必要なリフォームですが、築年数や外壁の状態を見ながらリフォーム方法を判断しないと余計なリフォームになってしまうでしょう。

 

工事費の負担も大きくさせてしまうため、本当に必要なリフォームができるように、なにを目安に判断していけばいいかポイントを押さえておきましょう。

 

① 10年目あたりが時期の外壁塗装

窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

塗装は「建物の保護」と「美観性の保持」のために行います。

窯業系サイディングの基材自体に防水性はありません。

防水性を保つためにコーティングがされており、これは年数とともに磨耗してきます。

 

外壁塗装を考える時期は10年目あたりからが目安です。

現在のサイディングはフッ素コーティングや無機コーティングなど非常に性能に優れていますので、10年よりもずっと長く保つサイディングもあります。

 

塗装を考えるときは、外壁の種類にも目を向けて、いつ頃に塗り替えが必要になるか調べておくことをおすすめします。

ケイミューなどのメーカー品ならホームページや取扱説明書などに塗り替え時期などのメンテナンススケジュールが記載されています。

 

また、2回目以降でしたら前回に塗装した塗料の耐用年数が次の塗り替え時期になります。

塗料にはシリコンやフッ素、無機などがあり、それぞれ耐用年数があります。

 

外壁塗装の時期についてはこちらの「こんな症状は外壁塗装の時期?劣化症状と塗装のタイミング」で解説しております。

 

② 外壁塗装と合わせて行うコーキングの打ち替え

窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

窯業系サイディングは外壁材同士の干渉を防ぐために目地を設けてあり、そこにコーキングを打設しています。

塗り替え時期になっていればコーキングも同じように劣化してメンテナンスが必要な状態になっていますので、塗装と合わせてコーキングの打ち替えを行いください。

 

コーキングの耐用年数は、一般的なもので10年ほど、オート化学工業のオートンイクシードのような高耐久なコーキングは20〜30年ほど耐久します。

塗料の性能は年々向上しておりますので、コーキングも耐久性の高いものをご検討してみてください。

 

高耐久コーキングについてはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。

 

③ 20年目以降はサイディングの新調を考える時期

窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

サイディングの新調を考える時期は20年目以降からです。

リフォーム方法は「張り替え」「カバー工法」の2つがあります。

各リフォーム方法の違いはこちらです。

 

・張り替え:既存サイディングを剥がし、防水紙から下地、サイディングを新しくする

・カバー工法:既存サイディングを残し、その上に防止紙を張り付け、下地を組んでからサイディングを被せる

 

大きな違いは、元々のサイディングを残すか、残さないかです。

 

サイディングを新しくする目的は、外壁材に隠れる下地や防水紙を新しくして状態を改善し、建物全体の性能をバージョンアップさせることです。

 

とくに防水紙は建物の大事な防水層にあたり、侵入した雨水を構造内に流れないように防いでいます。

劣化した防水紙は、内部に水が浸透してくるようになるため、寿命を迎える前に新しくして防水性を保つことが重要です。

 

サイディングの張り替えやカバー工法についてはこちらの「サイディングの張り替え」をご覧ください。

 

サイディングのリフォームでお困りでしたらお気軽にご相談ください!

窯業系サイディングのリフォーム方法について解説

大切なお住まいを長期的に維持していくためには、日頃から建物の状態を確認し、不具合に対して適切なメンテナンスを行なっていくことです。

 

なんでも新しくすればいいというものではなく、状態に合わせて必要なリフォームを行うことが、余計なコスト負担がなく、効率的に建物を維持できます。

 

住宅のメンテナンスに関しては、一人で判断せずにプロの力もぜひお便りください。

当社ではお客様の将来のことも見据えて最適な工事プランをご提案させていただきます。

 

建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、お住まいのことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

サイディングのメンテナスについてはこちらの記事もぜひご参考にしてください!

 

サイディングのメンテナンス方法を「金属系」と「窯業系」別に解説!

 

“mu”

 

東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、武蔵野市、西東京市、小平市、東久留米市、国分寺市、国立市、八王子市、町田市、他三多摩地区全域で、塗装工事、屋根工事のことなら、ルーツへお気軽にご相談ください。

 

外壁塗装・屋根塗装|東京都府中市(株)ルーツ


東京都府中市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社ルーツ
https://roots08.com/
住所:東京都府中市天神町3-7-27

お問い合わせ窓口:050-3187-5847
(9:00~20:00 土日祝も営業中)

対応エリア:東京都府中市、調布市、三鷹市他

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://roots08.com/case/
お客様の声 https://roots08.com/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://roots08.com/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://roots08.com/contact/

対応エリア 東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、他


お客様の声

施工事例

地域密着施工!ご依頼ありがとうございました!

スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

News & Topics