下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

投稿日:2019年8月5日  更新日:2025年10月27日

 

トタンは昔から屋根や外壁などいろんなところで使われている金属製の外装材です。

トタンは亜鉛メッキ鋼板のことで、経年劣化でメッキが摩耗してくるため、錆びないように定期的に塗装が必要です。

 

そこで本記事ではトタン外壁の塗り替えで重要なポイントをご紹介させていただきます

トタン外壁の塗り替えで重要となるのが塗装前の下地調整です。

 

下地調整が適切に行われていないと塗装の剥がれだったり、外壁内に水が侵入して雨漏りを起こしてしまったりなどいろいろと問題を起こす可能性があります。

 

これからトタン外壁の塗り替えをご計画されている方は、ぜひこちらでご紹介するポイントを押さえてくださいね!

 

トタン外壁とは?

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

冒頭でもお伝えしたように、トタンとは亜鉛メッキ鋼板のことです。

 

亜鉛の特徴は傷がついても亜鉛が先に溶けて素地の鋼板を錆びから守る犠牲防食作用があることです。

 

施工性に優れていることや安価なことから屋根や外壁に古くから使われています。

現在ではガルバリウム鋼板に主流が移りつつありますが、いまでも倉庫や物置、塀などに使われることがありますし、塗り替えが必要なため塗装工事ではトタンを塗装させていただく機会がまだまだあります。

 

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

 

現在主流なガルバリウム鋼板もトタンと同じメッキ鋼板です

メッキの構成がトタンと異なり、こちらは「アルミ+亜鉛+シリコン」という構成で非常に優れた耐久性を持つのが特徴です。

 

基本的に塗装不要な素材ですが、鋼板が露出すればそこから錆びてしまうため、状態に応じて塗装が必要になるケースもあります。

 

トタンの固定方法

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

トタンは釘止めで固定されています。

 

柱や土台といった骨組みをつくった後に全体を防水紙で覆い、胴縁という下地を取り付けてからその上にトタンに釘を打って固定します。

 

昔の建物だと防水紙を使わずに胴縁を取り付けてからトタンを張っていることもあります。

防水紙は外壁の防水層なため、そこで水の侵入を防ぐことができないと雨漏りを引き起こしてしまいます。

 

また、トタンの場合、経年劣化で釘穴が広がったり、トタンが歪んだりして水の侵入口をつくってしまうことがあります。

土台が水に濡れて腐食したり、シロアリによって食い荒らされたりする被害も起きていますので注意が必要です。

 

トタンの塗り替えで重要な下地調整

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

トタンは釘で固定されているため、年数の経過したトタンを塗り替える場合は釘が打たれている箇所をよくチェックしておくことが大切です。

 

トタンは熱による影響で膨張・収縮を繰り返しています。

風にもあおられ常に動く状態なため、釘穴が広がり隙間があいてしまったり、釘が抜けてしまったりしていることがあります。

 

そのまま塗装しても状態が改善されるわけではありませんので、トタンを塗り替えるときは釘が打たれている箇所を補修して良好な下地に調整することが重要なポイントとなります。

 

トタンの現状を確認する方法と対応方法

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

トタンを固定する釘は数え切れないくらいあります。

それを一本ずつチェックすることはとても大変ですが、ちゃんと確認するポイントがあります。

 

現状の詳細は専門業者に見てもらうものですが、メンテナンスをご検討する際にご自身でチェックすることも大切です。

 

トタンが現状どうなっているか把握できるように以下の箇所をご確認してみてください。

 

釘が浮いて飛び出している箇所

一つ目は釘が浮いて飛び出している箇所です。

 

トタンは熱の影響で膨張と収縮を繰り返し、だんだん釘穴が広がっていきます。

 

そこから水が侵入すると、今度は胴縁を濡らして固定強度が低下していきます。

この状態がつづくと釘の効きが悪くなってしまい少しずつ抜けてきます。

 

釘が浮いて飛び出ているところは固定強度が落ちていますので、再度釘を打ち込むなどして補強しておく必要があります。

 

釘が抜け落ちて残っていない箇所

二つ目は釘が抜け落ちて残っていない箇所です。

 

釘が残っていない原理は上記と同じです。

 

釘穴から水が入る状態なため下地の劣化も進んでいることが多くあります。

また、土台付近にある釘穴だと土台が濡れて腐食を起こしているケースも見受けられます。

木材が濡れるとシロアリを寄せ付ける原因にもなりますので注意が必要です。

 

下地に問題がなければ再度釘を打って補強します。

この下地の劣化が激しく、釘を打ってもすぐに抜けてしまう場合は、下地からやり直す必要があります

 

材料を新しく調達するためコストは上がりますが、無理やり納めようとすると長持ちせずに結局のところ余計に費用がかかる可能性があります。

下地の劣化が激しい場合は、そのまま塗装するのではなく、下地を新しくしてから塗装することをお勧めします。

 

ルーツでは最適な方法で工事をご提案いたします!

下地調整の重要なポイント3 釘頭と下地強度の確認(トタン)

ここまでトタンの塗り替えで大事な下地調整や確認方法についてお話しさせていただきました。

トタンは経年劣化で釘が抜けていたり、下地の強度が低下していたりしますので、塗装する前にしっかりと下地調整していることが大切です。

 

適切な方法で施工するには、事前に現場調査を実施している必要があります。

ルーツではお客様からご相談をいただいた後に現場調査を実施しております。

 

そこで建物の状態や施工環境、お客様のご要望など細かく調査し、条件に適した方法で工事をご提案させていただいております。

 

建物診断や見積もりは無料で行っておりますので、これから建物のメンテナンスをご検討されている方は、ぜひ当店が実施する無料診断をご利用ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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