東京都小金井市 屋根塗装 下塗り タスペーサー
投稿日:2020年8月9日 更新日:2022年4月26日
今回、小金井市のお宅に屋根塗装でお伺いしました。
そのときの作業のひとつにあった「タスペーサー」についてご質問がありましたので
そのご説明もしながら、作業報告させていただきます。
屋根塗装ということで、まずは無料診断。
特に大きな傷みはなかったものの、かなりの色あせが見られ、とにかくきれいにしてほしいとのご要望でした。
屋根塗装をする際は、まずは下地処理をします。
高圧洗浄で汚れをとり、ひび割れや欠けがひどい屋根材を補修します。
そのあとに塗料を使っての塗りの工程になっていくのですが、まずは下塗りからです。
そして、その下塗りを終えたときに使うのが「タスペーサー」です。
タスペーサーについて詳しくは⇒こちらへ
簡単にいえば、タスペーサーとは屋根材の重なり部分にすきまをあけるために入れておく薄い板です。
このタスペーサーができる前は、屋根材の一枚一枚、職人が「縁切り」という作業をしていました。
たれてきた塗料が屋根材の重なり部分をふさいでしまわないようカッターナイフで切っていくのです。
広い屋根の一枚一枚ですからけっこうな時間がかかります。
つまり時間に対しての人件費もかさみます。
そんなデメリットを解消できるタスペーサーができてからは、作業もよりスピーディーになりました。
今回のお客様もそんな専門用語を聞いてらしたのでしょう。
契約前の内容説明のときに「タスペーサーは使うのでしょう?」と質問されました。
(ネットで何でも調べられる時代になって、いきなりの質問にはいつもドキドキさせられます)
タスペーサーを使わない=縁切りをしない、と考え、確認しておきたかったようです。
たしかに縁切りをしないということは、屋根材の重なり部分にすきまがなくなるほどに
塗料がついてしまったまま放っておくということになります。
屋根にすきまがないということはかえっていいことじゃないの?というご質問もよく受けますが
実は屋根材は、暴風雨にも対応できるよう設計されています。
ひどい雨の場合は、どうしても屋根材の下に水が入り込むので
そんなときでも雨水を逃がせる構造になっているのです。
縁切りをしないということは、この設計されているはずの雨水の逃げ場をなくしてしまうということです。
すると屋根材の下に雨水が入り込み、腐食が早まり、その結果、雨漏りのする家になってしまいます。
ただタスペーサーをしないでもいい理由もあります。
屋根材の間に十分なすきまがある場合と、あとは意外かもしれませんが方角によっては不要です。
というのは、太陽の当たる向きによっては自然に屋根材が反ってきてすきまが開くからです。
今回のお客様も、全方角タスペーサー使用ではありませんでしたが
不安に思われることなくお任せいただけました。
こういったご質問は大歓迎です。
工事が始まったあとでも、いつでも、疑問に思われたときにはどうぞご質問ください。
☆M
東京都府中市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社ルーツ
https://roots08.com/
住所:東京都府中市天神町3-7-27
お問い合わせ窓口:050-3187-5847
(9:00~20:00 土日祝も営業中)
対応エリア:東京都府中市、調布市、三鷹市他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://roots08.com/case/
お客様の声 https://roots08.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://roots08.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://roots08.com/contact/
対応エリア 東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、他