サイディングのメンテナンス方法を「金属系」と「窯業系」別に解説!
投稿日:2023年11月29日
目次
戸建住宅に使われる外壁材は「モルタル」「サイディング」「タイル」「ALC」など様々ありますが、現在多く普及している外壁材が「サイディング」です。
当然ながら、外壁材の種類が違っていればメンテナンス方法も多少異なってきます。
本日は数ある外壁材の中にあるサイディングのメンテナンス方法についてご紹介いたします!
【サイディングは「金属系」と「窯業系」の2種類】
サイディングとは工場で成形・生産されるボード形状の外壁材です。
昔から用いられているモルタル外壁のように材料を作るところから始まるのでなく、すでに工場で完成されておりますので、現場では簡単な加工をするだけですぐに使用できる施工性の良さが特徴です。
サイディングは「金属系」と「窯業系」の2種類があります(他にも木質系と樹脂系がありますが、こちらでは主流の金属系と窯業系に絞って解説いたします)。
「金属系」は現在主流のガルバリウム鋼板が使用されており、非常に耐久性が高いのが特徴。
もう一つの「窯業系」は、セメントと繊維質を組み合わせた基材にレンガ調や石目調などの装飾豊かな柄が施されているのが特徴。
「窯業系」は強度が高く、耐火性にも優れています。
【サイディングのメンテナンス方法】
サイディングのメンテナンス方法は「金属系」と「窯業系」で多少異なります。
しかし、定期的な水洗いはどちらも共通するお手入れ方法なので、年に1〜2回(海岸地帯にある金属サイディングのお家はは年に4回)の水洗いをメーカーはおすすめしています(詳しいお手入れ方法はサイディングメーカーが記載する方法をご覧ください)。
定期的に水洗いすることで外観を損なう汚染物質を洗い流し、美観を長く保つことができます。
それでは次に各サイディングのメンテナンス方法を説明いたします。
【金属系サイディングのメンテナンス方法】
金属系サイディングはこちらのメンテナンス方法があります。
・水洗い
・塗装
・サイディングの張り替え又は重ね張り(カバー工法)
水洗いは上記でご説明したとおりですが、立地によって水洗いの回数が異なります。
金属サイディングメーカーのアイジー工業は以下の目安を推奨しております。
海岸地帯:年4回
工業地帯:年3回
市街地:年2回
田園地帯:年1回
汚染物質が長期付着すると表面にシミや白錆、黒錆が発生して外観が損なわれます。
塗り替え時期を早めてしまうため、こちらを目安に水洗いを行いください。
次に塗装です。
現在主流のガルバリウム鋼板は、基本的に塗装する必要はありませんが、メッキ層が剥がれて素地が露出している場合は、サビの発生を防ぐために塗装をご検討ください。
ガルバリウム鋼板は塗装が付着しにくいため、通常の方法では塗装が剥がれてしまいます。
下地処理や専用の下塗り剤を使用するなど特殊な施工となります。
塗装をお考えの方は、ガルバリウム鋼板の塗装実績をもつ業者に工事をご依頼ください。
ルーツは無料で建物診断を行っております。
外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
次にサイディングの張り替えです。
サイディングの張替え時期は、20〜30年ほど経つ頃です。
これくらいの年数が経つとサイディング以外に中の防水紙も劣化してきます。
防水紙が劣化すると内部に水が染み込みやすくなり、雨漏りを起こすリスクが高くなります。
サイディングを新しくする方法はこちらの2つの工法があります。
・サイディングの張り替え
・サイディングの重ね張り(カバー工法)
「サイディングの張り替え」は文字通り、既存サイディングを剥がしてから新しいサイディングを張る工法です。
既存サイディングを剥がすため、下地から新しくでき、建物への負担も少ないです。
もう一つの「サイディングの重ね張り(カバー工法)」は既存サイディングの上に新しいサイディングを張る工法です。
最小限の解体で済むため、廃材処分費や施工手間が抑えられ、張り替えるよりも工事費を安くできます。
ただし、重量が増えるため、建物への負担は大きくなります。
【窯業系サイディングのメンテナンス方法】
窯業系サイディングのメンテナンス方法はこちらです。
・水洗い
・塗装
・目地コーキングの打ち替え
・サイディングの張り替え又は重ね張り(カバー工法)
水洗いは前述したとおりなので割愛いたします。
窯業系サイディングの塗装時期は10年が目安です(2回目以降は塗料の耐用年数が目安です)。
塗装の注意点は2つあります。
1つは、窯業系サイディングは柄を活かしたい場合は、デザインを損なわないクリヤー塗料を使用します。
クリヤー塗料は無色透明の塗料なので、劣化や破損が目立つとそのまま表にでてきてしまいます。
クリヤー塗料をご希望している場合は、劣化が進む前に早めに動き出すことが重要です。
2つ目は、塗装が付着しにくいサイディングがあることです。
光触媒や無機コーティング、親水性コーティングなど施されているサイディングを難付着サイディングと呼ばれています。
これらのサイディングは、専用の下塗り剤を使うなど、ちょっと施工方法が特殊になりますのでご注意ください。
また、サイディングは目地にコーキングが充填されています。
塗装が必要になる頃は、コーキングも劣化していますので、ご一緒にメンテナンスを行いください。
コーキング工事についてはこちらの「シーリング工事とは?外壁塗装と一緒にメンテナンスしておきたい防水工事」をご覧ください。
サイディングの張り替え時期は、金属サイディングと同様に20〜30年頃が目安です。
サイディングが大丈夫そうに見えても、中の防水紙や下地などが劣化している可能性があり、表面上だけでは判断できません。
見た目が大丈夫そうなら工事を躊躇してしまうかもしれませんが、年数が経っている分だけ劣化も進んでいますので、一度専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
【サイディング工事ならルーツにお任せください!】
外壁材は大切なお住まいを守るための重要な構造体です。
年数の経過や劣化の進行具合でメンテナンス方法が異なりますので、状況や状態に応じて適切な対応をおとりください。
当社はサイディング工事も承っております。
気になることやご不明な点などがございましたらご相談にのりますので、お気軽にお声がけください!
サイディング工事についてはこちらの「サイディングの張り替え」をご覧ください。
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