外壁塗装・屋根塗装・防水工事・屋根工事・雨漏り修理・瓦屋根・張り替え・葺き替え・カバー工法　東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市

屋根は風雨や太陽光などにさらされる過酷な環境にあります。ダメージも負いやすく、被害が出ると雨漏りなど建物への影響も大きいです。

 

年数が経過すれば、その分だけ屋根は傷んでいますから、適切なタイミングでメンテナンスを行わなければなりません。

 

屋根リフォームは「屋根塗装」「屋根葺き替え」「屋根カバー工法」の3つが代表的。

本日は3つの工事の中の「屋根葺き替え」についてお伝えしていきたいと思います！

 

葺き替え工事は、屋根リフォームの中で大掛かりな工事の一つ。

どんな工事かというと「現在の屋根を取り払い、新しい屋根を作る工事」。

現在の屋根を解体するといっても、解体するのは「屋根材」「ルーフィング」「屋根板金」などでして、屋根下地の野地板は残します。

 

屋根葺き替え工事は以下の工程で行います。

 

【屋根葺き替え工事の工程】

1：足場設置

2：既存屋根解体

3：野地板増し張り

4：ルーフィング敷設

5：屋根材設置

6：屋根板金取り付け

7：コーキング処理

8：足場撤去

9：屋根葺き替え完了

 

よく比較される屋根カバー工法は「現在の屋根を残し、その上に屋根を作る方法」です。

 

屋根葺き替えとカバー工法の比較についてはこちらの「そろそろ屋根のメンテナンスがをしなきゃ！屋根葺き替えとカバー工法はどちらがおすすめ？」で詳しく解説しております。良ければこちらもご参考にしてください。

 

それでは次に屋根葺き替え工事のメリット・デメリットをお伝えしていきます！

 

屋根塗装や屋根カバー工法は下地までは手をつけませんから、ここに問題が生じると屋根全体の工事が必要になります。

それに代わり、屋根葺き替えは野地板を増し張りしますので、下地から性能を向上させることができ、屋根の寿命を延ばすことができます。

 

建物の耐震性は屋根の重量がとても重量でして、耐震性を重視するのなら、軽い屋根であることが望ましいです。

屋根葺き替えは屋根への負担を軽減できる工事でして、耐震性を向上させることができます。

 

現在、瓦屋根が葺かれている場合は、金属屋根などの軽量な屋根に葺き替えることで、屋根が軽くなり、地震に強い建物にすることができます。

 

屋根葺き替え工事は、屋根材などで隠れている野地板を露出させるため、問題が生じている場合は、このタイミングで補修ができます。

 

屋根下地の確認と補修は「屋根カバー工法」や「屋根塗装」ではできないことです。

下地から手をつけられるため、屋根の耐久性が上がり、より安全な建物に改善できます。

 

雨漏りは屋根から発生しやすいため、状態には注意しなければいけません。

もし、屋根から雨漏りしている場合は、葺き替え工事と一緒に修理ができます。

 

屋根から雨漏りする主な原因は「隙間が生じている」「ルーフィングが劣化している又は破れている」の2つが考えられます。

屋根葺き替え工事は下地から工事を行うため、雨漏りの根本的な原因となっている箇所を修理ができます。

 

雨漏りについてはこちらの「 雨漏りが起きたらどんな修理が必要？」をご覧ください。

 

屋根のデザインで建物の印象はガラッと変わります。

屋根が色褪せていたり、汚れていたりすると建物に古い印象を与えてしまいます。

 

屋根葺き替え工事は、屋根材の制限がありませんので、お好みの屋根材で屋根をデザインすることができます。

屋根が一新され、建物の美観性も向上します。

 

屋根葺き替え工事は足場を組み、解体工事、廃材処分などの様々なコストが掛かるため、リフォーム工事の中では高額になる傾向にあります。

 

屋根葺き替え工事の相場は100〜200万円に対し、屋根カバー工法の相場は「80〜150万円」です。

また、アスベストを含む屋根材の場合は「石綿含有廃棄物」として別途費用が掛かるため、さらに工事代は高くなります。

 

解体工事や野地板の増し張りの時は、バタンバタンと大きな音が発生して砂埃も舞います。

足場には飛散防止にメッシュシートを取り付けますが、工事を行う際はご近隣の方に配慮する必要があります。

近隣トラブルを防ぐために、工事前に近隣挨拶を行なっておくことをおすすめします。

 

近隣トラブルについてはこちらの「 外壁塗装、屋根塗装の失敗例　第3位は？」をご覧ください。

 

屋根カバー工法と比べると、屋根葺き替え工事は解体工事や野地板増し張り工事がありますので工期が長くなります。

屋根葺き替え工事の工期は10日ほど、屋根カバー工法の工期は7日ほどでして、2〜3日の違いです。

 

どちらの工事にも言えますが、屋根工事は外工事のため天候で工期が変わります。雨が降ると工事が中止になります。

雨が続いた場合は予定よりも完了日が遅れますので、工事を行う際はゆとりのあるスケジュールで計画しましょう。

 

【メリット】	【デメリット】
・屋根の寿命が延びる ・耐震性が向上する ・下地の確認と補修ができる ・屋根からの雨漏りも一緒に修理できる ・家の外観を一新できる	・工事代が高い ・騒音があり、砂埃も舞う ・工事日数が長い

 

屋根は雨や風、日差しから建物を守る大事な構造体です。屋根も経年劣化してくるため、いずれメンテナンスが必要な時期がやってきます。

 

屋根葺き替え工事は、屋根の状態を改善して建物の寿命を延ばすことができます。屋根から雨漏りしてしまうと大変ですから、適切なタイミングで修繕工事を行なってください。

 

当社は無料で建物診断を行っておりますので、屋根のメンテナンスのことで何かお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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