雨どい、こんな症状が出たら要注意!
投稿日:2019年3月14日 更新日:2024年8月29日
こちらでは雨どいのメンテナンスを考えていただく劣化症状についてお伝えさせていただきます。
一般的に普及している塩ビ製の雨どいの耐用年数は20年ほどです。
しかし、常に風雨や太陽光にさらされているため、耐用年数を迎えるよりも先に様々な不具合が生じます。
雨どいの不具合が建物の劣化を早めることもあります。
すぐに交換する必要はありませんが、水漏れなどの不具合が出ていましたらそのままにせずに修理を行いください。
雨どいの部材
雨どいの部材はたくさん種類があり、各部材を接合して一つの雨どいを構成しています。
主な雨どいの部材は「軒樋」「集水器」「竪樋」の3つです。
簡単にですが、3つの部材の役割がこちらです。
軒樋:屋根から流れてくる雨水を受けて集水器に流す
集水器:軒樋から流れてくる雨水を竪樋に流す中継の役割
竪樋:軒樋から流れてきた雨水を地面や雨水配管に流す
各部材はそれぞれに不具合や劣化が生じます。
次の項で軒樋や集水器、竪樋の不具合や劣化症状をお伝えします。
軒樋・集水器・竪樋の劣化症状
軒樋 | 集水器 | 竪樋 |
・継ぎ手の隙間 ・水漏れ ・ゴミ溜まり ・吊り金具の破損 ・勾配(傾斜)のずれ ・歪み ・脱落 ・破損 |
・ゴミ溜まり ・軒樋接続部のずれと隙間 ・破損 ・エルボの破損 |
・控え金具の破損 ・エルボ部での破損 ・這い樋の飛散 ・竪樋の割れ ・番線の切断 |
雨どいの劣化症状はこちらの表のとおりです。
風にあおられるため、割れると破損物が飛散し、近隣の建物や車を傷つける可能性があります。
また、水漏れは外壁が汚れやすくなり、劣化を早めます。
落ちてくる水が大きな音を立てますので、騒音トラブルになるケースもあります。
それでは次によく起きる劣化症状と対応策についてお伝えします。
よくある雨どいの劣化症状と対応策
① 軒樋や集水器の詰まり
軒樋や集水器はお椀のような形をしているため、砂埃や落ち葉、枝などのゴミが溜まってしまうことがあります。
環境にもよりますが、落ち葉などが入りやすいと時間が経つにつれて蓄積し、水の流れを悪くさせます。
水が残る状態になるとコケも生えてしまい、水漏れの原因にも。
対応策は「定期的に清掃すること」「落ち葉よけネットを設置すること」などがあります。
落ち葉よけネットは、軒樋の上にネット状のものを被せるもので、落ち葉などの大きなゴミが入るのを防止できます。
雨どいを清掃する際は足場が必要になりますので、外壁塗装など足場を設置する工事と一緒に行うことをおすすめします。
② 軒樋の歪み
塩ビは強度が高く、柔軟性があります。
紫外線に弱い欠点があり、年数が経過すると次第に硬質化して割れやすくなります。
歪みも同様に生じ、屋根から流れてくる雨水が軒樋を飛び越してしまうことも起きています。
台風直後は被害を受けているケースが多いですから、天候が荒れた日は不具合が出ていないか一度業者に点検してもらうことをおすすめします。
軒樋などの雨どい部材は部分交換が可能です。
もし軒樋が歪んでしまっていたら、その部分を撤去して新しい軒樋に交換することをおすすめします。
③ 脱落
飛ばされ、落下してしまった雨どい
軒樋は吊り金具で固定されています。
雨水を受けるくらいなら支障ありませんが、そこまで強度が高いものではありません。
よくあるケースが、屋根に積もった雪が滑り落ち、軒樋にのしかかって落ちてしまうことです。
屋根に積もった雪はそうとうな重量なので、下に人がいたら大変です。
軒樋を過度な荷重に耐えられるようにすることはできませんが、屋根に雪止めを設けることで、落雪を防ぐことができます。
雪止めは後付けが可能なので、もし雪が降る地域で、屋根に雪止めがなければ後付けをご検討してみてください。
※豪雪地域に雪止めを設けるとかえって問題になることがあります。該当地域の方は、業者に対策を相談しましょう。
雨どいの交換時期は?
雨どいの耐用年数は20年ほどです。
交換を検討していただくのは、15〜20年あたりで考えておきましょう。
普及率の高い塩ビ製の雨どいは安価で耐久性も高いです。
他にもガルバリウムを使用した雨土井もあります。
雨どいの種類についてはこちらの「雨どい工事は必要?耐用年数や工事が必要な理由を解説!」をご覧ください。
雨どい工事は高所作業なので足場を設置します。
足場は20万円ほどと高額ですが、設置すればそれ以上費用がかかることはありません。
有効に活用することで、トータルコストの低減が可能なので、雨どい工事をご計画している方は、外壁塗装など他の工事もできないかご検討してみてください。
雨どい工事についてはこちらの「外壁塗装と一緒に行っておきたい雨どいのメンテナンス」もご参考にしてください。
雨どいは雨水をスムーズに排水するための建物には欠かせない設備です。
こちらも定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
当社では無料診断を行なっておりますので、しばらくメンテナンスをされていない方は、ぜひ一度点検の実施をおすすめします。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
“mu”
東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、武蔵野市、西東京市、小平市、東久留米市、国分寺市、国立市、八王子市、町田市、他三多摩地区全域で、塗装工事、屋根工事のことなら、ルーツへお気軽にご相談ください。
東京都府中市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社ルーツ
https://roots08.com/
住所:東京都府中市天神町3-7-27
お問い合わせ窓口:050-3187-5847
(9:00~20:00 土日祝も営業中)
対応エリア:東京都府中市、調布市、三鷹市他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://roots08.com/case/
お客様の声 https://roots08.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://roots08.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://roots08.com/contact/
対応エリア 東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、他