屋根塗装を長持ちさせるのに欠かせない下地処理について解説します!
投稿日:2025年12月24日
塗装において最も重要と言われているのが「下地処理」です。
下地処理の重要性は、屋根も外壁も変わりません。
とくに屋根は劣化が進みやすい過酷な環境です。
塗装させていただく時期になっているとだいたいの屋根は下地が傷んでいます。
どんなにグレードの高い塗料を塗ったとしても下地処理が疎かになっていればすぐに塗装が剥がれてしまいます。
これから屋根塗装をご計画されている方は、下地処理の重要性をぜひ押さえておいてくださいね!
本記事では、屋根塗装で重要な下地処理について解説いたします!
塗装工事で行う下地処理とは?
私たちは毎日のように塗装工事しておりますので、下地処理が当たり前になっています。
ですが、下地処理とはいったいどんな作業なのか、そもそも下地とはいったいどこを指しているのか、馴染みのない方はこのような疑問が浮かんでこないですか?
下地とは塗装する面のことを指しています。
素地というのは素材表面のことでして、塗装工事では素地から塗装するよりも保護機能が保たれている活膜と呼ばれる塗膜の上に塗装するのが一般的です。
塗膜も年数の経過や環境などで状態が様々です。
チョーキングを起こして粉状になっているもの、下地から剥離してしまっているもの、などなど状態に合わせて適切な下地処理を行う必要があります。
それでは次の項で屋根塗装で行う下地処理をご紹介いたします。
屋根塗装で行う下地処理
下地処理は一つの作業を指しているのではなく、いくつもの作業を表す総称です。
下地処理は下地を整える工程のこと。
屋根塗装では以下の下地処理を行っています。
① 高圧洗浄
② ケレン
③ 屋根材の補修
④ 屋根板金の補修
⑤ シーリング処理
上記5つの下地処理について詳しくご説明いたします。
① 高圧洗浄
高圧洗浄機を使って屋根の汚れや古くなった塗膜を洗い流す作業が高圧洗浄です。
下地に不純物が残ると塗料の付きが悪くなってしまいます。
例えるなら、ゴミがついているところにテープを貼るようなもの。
水圧をかけて洗浄しておりますので、汚れと一緒に塗膜も剥がれて素地が露出します。
見た目はきれいになるかもしれませんが、防水機能が損なわれてしまうので再塗装が必要です。
また、モニエル瓦といった特殊な塗装方法が必要な屋根材もあります。
モニエル瓦のスラリー層という着色層が残ると塗装が剥がれてしまうので、高圧洗浄で完全に除去する必要があります。
② ケレン
ケレンはサンドペーパーやナイロンパッド、スクレーパーなどで下地を磨く作業のことです。
高圧洗浄で落としきれなかった不純物を取り除くためにケレンを行なっています。
屋根板金は経年劣化でサビを発生させていることがありますのでケレンで除去しています。
塗装が劣化して保水性をもった屋根はコケが生えていることも多くありますので、こちらも高圧洗浄後に残っていたら取り除きます。
ケレンについてはこちらの「塗装前のケレン作業の重要性、その役割とは。」をご覧ください。
③ 屋根材の補修
風雨や太陽光など過酷な環境にさらされる屋根は、ひび割れや欠けなどの破損を起こしていることが多くあります。
破損があれば塗装前に補修を行います。
軽微なひび割れならシーリング(コーキング)を使ってひび割れを埋めます。
もし、大きく破損している場合は差し替えという方法を用いて、部分的に屋根材を新しくしています。
④ 屋根板金の補修
屋根板金には棟板金、ケラバ水切り、軒先水切り、谷板金、雨押さえなどがあります。
どれも雨仕舞いとして重要な役割を持ちますので、不具合がある場合は塗装前に直しておく必要があります。
よく見られる症状は釘が抜けてしまっていることです。
釘が抜けていると屋根板金が外れやすくなります。
とくに台風シーズンの7月〜10月は棟板金が強風で飛ばされてしまう被害が多く発生しております。
長い期間、メンテナンスをされていない方は劣化が進んでいないか専門業者に一度点検してもらうことをおすすめします。
棟板金についてはこちらの「台風シーズンは屋根板金のトラブルにご注意!火災保険のご利用についても解説します!」をご覧ください。
⑤ シーリング処理
棟板金の継ぎ目や釘の打ち込み箇所、雨押さえと外壁の取り合い部などにシーリングが打たれています。
シーリングは太陽の紫外線などで年数とともに劣化してきます。
塗装が必要になる頃にはシーリングも劣化が進んでおり、ひび割れや剥がれなどの症状が出ています。
内部に水が流れ込みやすくなっていますので、塗装前にシーリングを打ち直しています。
今回は屋根塗装を中心にお話しさせていただいておりますが、下地処理の重要性は外壁塗装でも同じです。
外壁塗装の下地処理についてはこちらの「外壁塗装で行う下地処理の重要性と施工内容を徹底解説」で詳しく解説しております。
塗装すると下地処理したかわからない!?手抜きを防ぐ対策!
ここまで下地処理についてお伝えしてきました。
下地処理は塗装前に行っています。
そのため、塗装すると下地処理をしたかわからなくなってしまいます。
ただでさえ屋根塗装はお施主様から見えにくい工事です。
手抜きにつながりやすい工事なので、杜撰な工事をされてしまわないようにしっかりと対策しておくことが大事です。
手抜きを防ぐには以下の対策があります。
・施工写真を撮ってもらう
・作業報告を徹底してもらう
・アフターフォローや工事保証を確認する
施工写真に残せば塗装後もどんな作業をしたか確認できます。
手抜きされてしまうと余計に費用と時間が奪われてしまうので、しっかりと対策して手抜きを防ぎましょう。
まとめ|ルーツでは塗装前の下地処理を徹底しております!
下地処理は屋根塗装を高品質に仕上げるのに不可欠な工程です。
塗装が仕上がると隠れてしまう工程なので、手抜きにはご注意ください。
ルーツではお客様のご期待に応えられる高品質な工事をご提供できるように、塗装前の下地処理を徹底して行っております。
施工写真のお渡しや毎日の作業報告なども行っておりますので、ご安心して工事をおまかせください。
ルーツでは建物診断や見積もりを無料で行っております。
これから屋根塗装をご計画されている方は、ぜひ当店におまかせください!
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
“mu”
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