曖昧な見積もりは要注意!外壁塗装に失敗しないために必ず見ておきたい見積もり項目
投稿日:2025年9月30日
外壁塗装は業者から渡される見積もりを見て判断します。
見積もりには使用する塗料や塗装面積、塗装する箇所などが記載されています。
言うなれば見積り書は「こんな工事をしますよ」と書面で表している大事な書類。
だからこそ入念にチェックしている必要があります。
業者の中には工事についてあまり詳しく記載していない曖昧な見積もりを渡すところもいるようです。
もし、曖昧な見積もりを渡す業者に工事を依頼してしまったらどうなるでしょうか?
きっと想像に難くないでしょう。
これから外壁塗装をご計画されている方は、見積もりに記載する内容が具体的になっているか入念にチェックしましょう。
本記事では外壁塗装に失敗しないための見積もりにの見極め方ついてお話しさせていただきます!
曖昧な見積もりとは?
見積もりには使用する塗料や塗装する箇所、施工面積、作業内容などが記載されています。
どんな工事をしてくれるか見極めるには、この見積り書がとても重要なポイントです。
工事内容を把握するためにも見積り書に記載される内容はできるだけ具体的になっていることが望ましいです。
しかし、業者から渡される見積もりの中には内容が曖昧になっているものもありますのでお気をつけください。
曖昧な見積もりとはどんな見積もりかというと、
・内訳が外壁塗装や付帯部塗装と大まかに書いてある
・施工面積の記載がなく一式工事にまとめられている
・ウレタン塗料やシリコン塗料という記載だけで、製品名やメーカー名の記載がない
といった感じです。
内容が曖昧ではどんな工事をするか不明確です。
価格に見合わない工事をされてしまうリスクがあるため、内訳が曖昧な見積もりを渡す業者は避けておくのが無難でしょう。
信頼できる見積もりとは内訳が具体的になっていること
項目・品名 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
【仮設足場工事】 | |||||
仮設足場工事 | 〇〇○ | ㎡ | 〇〇○ | 〇〇○ | |
飛散防止シート | 〇〇○ | ㎡ | 〇〇○ | 〇〇○ | |
〇〇○ | 〇〇○ | ||||
【小計】 | |||||
¥〇〇○ | |||||
【シール工事】 | |||||
外壁目地 | 打ち替え/オートンイクシード | 〇〇○ | m | 〇〇○ | 〇〇○ |
開口部 | 増し打ち/オートンイクシード | 〇〇○ | m | 〇〇○ | 〇〇○ |
【小計】 | ¥〇〇○ | ||||
【外壁塗装工事】 | |||||
高圧洗浄 | 〇〇○ | ㎡ | 〇〇○ | 〇〇○ | |
外壁塗装 | 下塗り剤:アレスダイナミックフィラー 上塗り剤:アレスダイナミックTOP |
〇〇○ | ㎡ | 〇〇○ | 〇〇○ |
雨樋 | 下地処理:ケレン 上塗り剤:アレスダイナミックTOP |
〇〇○ | m | 〇〇○ | 〇〇○ |
破風板 | 下地処理:ケレン 上塗り剤:アレスダイナミックTOP |
〇〇○ | m | 〇〇○ | 〇〇○ |
雨戸/戸袋 | 下地処理:ケレン 上塗り剤:アレスダイナミックTOP |
〇〇○ | 枚 | 〇〇○ | 〇〇○ |
水切り | 下地処理:ケレン 上塗り剤:アレスダイナミックTOP |
〇〇○ | m | 〇〇○ | 〇〇○ |
【小計】 | ¥〇〇○ |
見積もり事例についてはこちらの「料金について」もご参考にしてください。
信頼できる見積もりとは、工事名や作業内容、施工面積、使用する材料などが具体的に記載されていることです。
見積もりの書式は各業者ごとに違うため、内容を精査しにくいと感じるかもしれませんが、大事な確認事項ですので細かくチェックしておきましょう。
外壁塗装の費用構成についてはこちらの「外壁塗装の費用構成について解説」をご覧ください。
必ず見ておきたい見積もり項目
見積もりの書式は各業者ごとに違うため、比較しにくいかもしれませんが、以下の項目は必ず見ておきたい項目です。
① 塗装面積や数量、単価
② 使用する塗料とメーカー
③ 作業内容の詳細が記載されているか
④ 塗装する箇所
上記の4つの項目についてご説明いたします。
① 塗装面積や数量、単価
塗装工事は塗装面積(または長さ)に単価を乗じて費用を算出しています。
塗装する数量が異なれば費用も当然変わります。
数㎡(m)くらいの違いなら誤差の範囲ですが、あまりに塗装面積に差がある場合は正確に面積を算出できていない可能性があります。
塗装面積は図面でも拾えますが、現地にて実寸することが望ましいです。
関連記事:工事業者の選び方① 見積もりの落とし穴 「各社の見積もり、塗装面積は同じですか?」
② 使用する塗料とメーカー
塗料の種類はきっと気になっている方が多いはずです。
塗装ではどの塗料を使うかがとても重要です。
見積もりに使用する塗料やメーカーが記載されているかチェックしましょう。
大まかにシリコン塗料やフッ素塗料と記載があるだけでは不明確です。
シリコン塗料でも数え切れないくらいたくさんあり、それぞれ性能や価格が違います。
塗料の違いだけで金額が大きく変わり、塗装の耐久性にも影響します。
使用する塗料はメーカーや製品名まで明確になっていることが望ましいです。
③ 作業内容の詳細が記載されているか
塗装はただ塗ればいいというものではなく、下地処理や下塗り、中塗り、上塗りと適切な工程を踏んで仕上げる必要があります。
見積もりにすべてを表現することは難しいですが、塗装前に行う下地処理の内容や下塗り剤の種類などを細かく書いてある見積もりの方が信頼がおけます。
作業内容については見積もりだけで判断せずに、業者から詳しく説明をもらうこともお勧めします。
④ 塗装する箇所
塗装では外壁の他に雨樋や軒天井といった付帯部も塗装します。
付帯部は建物によって設けられているものが異なり、対応も業者ごとに違います。
塗装に含まない箇所があることに気づかず、後から塗装するようにお願いすると追加料金が発生する可能性があります。
トラブルに発展すると大変ですから、含まれていない部材がないか見積もりをよくチェックすることが大切です。
付帯部についてはこちらの「付帯部に含まれるところは?外壁と一緒に塗装をした方がいい理由」をご覧ください。
まとめ|見積もりチェックは入念にしましょう!
ここまで外壁塗装の見積もりについてお話しさせていただきました。
見積り書は工事内容や業者の質を見極める大事な書類です。
信頼のおける業者ならお客様に提示する見積もりにも力を入れており、具体的でわかりやすい見積もりを作成しています。
一式工事や使用する塗料の記載がない、作業内容が書いていないなど内訳が曖昧な見積もりはトラブルの元なので、このような見積もりを渡す業者には警戒しておきましょう。
ルーツでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。
お見積もりや工事についての説明などわかりやすくお伝えできることを心がけております。
お客様にご満足いただける高品質な工事をご提供できるように最善を尽くしてまいりますので、これから外壁塗装をご計画されている方は、ぜひ当店にお任せください!
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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