外壁塗装は鉄部の塗装も必要?メンテナンス時期やポイントを解説
投稿日:2022年1月31日 更新日:2022年1月31日
目次
外壁塗装の見積りには鉄部の項目があります。
そもそも鉄部とはどこにあるかご存知ですか?
鉄部は門扉や雨戸などいろいろあり、経年劣化してくるため定期的に塗装をする必要があります。
鉄部はどこにあるの?
鉄部を塗装する必要はある?
このような疑問がある方に向けて、今回は鉄部の塗装についてお伝えしていきます!
【鉄部塗装の必要な理由】
鉄部は素地にコーディングを施して錆がでないようにしています。
このコーディングは経年劣化で次第に摩耗し、雨などの影響を受けて錆が発生するため、定期的に塗装をして保護する必要があります。
鉄部が錆びてしまうといろいろな弊害がでます。
錆びたところは雨に流されて、赤褐色の汚れをまわりに付着させます。
流された錆は他の鉄部に付着すると錆が移り、余計に状態を悪くさせ、さらに状態が深刻化すると腐食して朽ちてしまいます。
門扉や雨樋は錆びてしまうと開閉など操作性が悪くなります。
また、フェンスや手すりは錆で脆くなり、折れてしまう恐れがあるため安全性にも影響します。
このように鉄部が錆びてしまうと、美観性だけでなく、操作性、安全性が低下します。
また、下地が痛んだところの塗装は密着性を落とすため、痛んだ状態を長く放置してしまうのはおすすめできません。
鉄部は建物の一部ですので、長く状態を維持していくためにも定期的に塗装をしておくことが大切です。
【鉄部の塗装は5~10年以内が目安】
それでは鉄部の塗装のタイミングはいつなのか気になるかと思います。
塗装をする時期の参考になるのが、年数と劣化症状です。
塗装は経年劣化するといろいろな劣化症状がでてきます。
劣化症状は塗装をするサインの一つです。
劣化すると以下の症状がでてきます。
・チョーキング
・塗装の剥がれや浮き
・汚れや苔、カビなどの付着
・錆の発生
塗装のサインは劣化症状の他にもどれくらい年数が経っているかも目安になります。
使用されている塗料の種類にもよりますが、一般的に塗装の塗り替え時期は5~10年になります。
劣化症状がでていなくても、ある程度年数が経っていましたら一度塗装業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円見積」をご覧ください。
【鉄部はどこにある?】
さて、建物の鉄部はどんなところなのかご存知でしょうか?
外壁塗装をご検討している方は、建物の鉄部について知っておくと見積もりの時にどこを塗装するのか把握できますので、鉄部となる箇所を確認しておきましょう。
以下に建物の鉄部となる箇所をまとめましたのでご覧ください。
・雨戸、戸袋
・バルコニーの笠木、手すり
・雨樋金具
・配管
・玄関
・フェンス
・門扉
・面格子
・物干し金具
・屋外階段
・棟板金、雨押さえ、雪止め
・金属屋根
・金属サイディング
・トタン外壁
・マンションやアパートの自転車置き場
建物によって鉄部となる箇所は異なります。
外壁塗装をされる方は、ご自分のお家にある鉄部を確認しておきましょう。
【鉄部の塗装はケレンが大事】
鉄部は錆が発生していると塗装の付着力が落ちます。
また、錆以外にも汚れや古い塗装などの不純物が付着していると塗装は密着せず長持ちしてくれません。
塗装を長持ちさせるためには、塗装前に行う下地処理がとても重要となります。
下地処理の一つであるケレンは、塗布面を研磨して塗装の密着性を高める大事な作業です。
ケレンには第一種から第四種まであり、状態に応じてケレンの方法を変えます。
ケレンは以下の種類がありますのでご覧ください。
【ケレンの種類】
「第一種ケレン」
第一種ケレンは一般住宅ではほとんどしない方法。
ブラスト法といって、細かい砂や金属片を吹き付けて磨きます。
「第二種ケレン」
ディスクサンダーなどの電動工具や手工具を使って研磨する方法。
錆が深刻な状態の時に行われ、旧塗膜や錆を除去し、鋼材を露出させます。
「第三種ケレン」
ペーパーヤスリ、スクレーパーなどの手道具や電動工具を使って研磨する方法。
第一種と第二種は旧塗膜を除去するのが前提ですが、第三種は活膜(美観性は落ちているが、付着力は残り保護膜となっている塗膜)は残し、ふくれや剥がれが起きている死膜を除去します。
「第四種ケレン」
塗膜の状態がそこまで悪くなってなく、錆が発生していないケースに用いられる方法。
目荒らしや汚れを落とすことが主な目的です。
目荒らしとは塗布面に塗装が付着するように研磨して凹凸をつけることです。
下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
【錆が発生している場合は錆止めを塗る】
すでに錆がある場合は、ケレンで錆を除去してから下塗りに錆止めを塗布します。
主流となる錆止め剤はエポキシ樹脂になります。
錆止めには錆の発生を防ぎ、塗料の付着力を向上させる効果があります。
錆の発生に対して効力はありますが、錆の進行を止めるものではありません。
錆止めも施工面が錆びていると付着しにくくなりますので、ケレンしてから塗布することが大切です。
【鉄部の劣化が進む前に塗装をしましょう!】
鉄部の錆が広がると塗装が密着しにくくなり、耐久性が落ちます。
鉄自体が朽ちてしまうと溶接などの補修が必要になりますから、塗装が劣化していたらそのままにせず塗装することをおすすめします。
鉄部の塗装は、下地処理のケレンや錆止めの下塗りが大切です。
施工方法は見積内容をよく確認し、業者からどうやって施工するか説明をもらっておくことをおすすめします。
錆止め剤はたくさん種類があり、塗料の相性もありますので、見積には使用する塗料のメーカー名や塗料の名前を記載してもらいましょう。
当社は地域密着の自社施工店で建物のメンテナンス工事を承らさせていただいております。
当社についてはこちらの「当社の強み」でお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。
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