外壁塗装・屋根塗装・防水工事・屋根工事・雨漏り修理・瓦屋根・張り替え・葺き替え・カバー工法　東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市

戸建て住宅の外壁材に多く採用されているのが窯業系サイディング。

なんとそのシェアは8割ほどと言われています。

 

そうやって見ると窯業系サイディングのお家は多いですよね？

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜ合わせて成形した外壁材。

もちろん年数の経過で劣化が進み、ひび割れや反り、浮きなど生じ、ひどいと崩落するケースも見受けられます。

 

「ぶつけた覚えはないけど、なんで割れているの？」

「割れてしまったらどうすればいい？」

 

本記事では、このような疑問にお答えするべく、窯業系サイディングの劣化症状や原因、割れてしまったときの対処方法などを解説いたします！

 

「外壁を見たらひび割れている……」

「裏側を見たら外壁が崩れていた……」

 

どうしてこのような損傷を受けてしまうかというと、原因は「衝撃」や「塗装の劣化」によるものです。

建物は常に衝撃を受けている状態です。

 

外壁が毎日衝撃を受けることで、次第に耐えきれなくなりひび割れなどの損傷を受けます。

とくにサイディングをとめている釘の箇所や窓は衝撃に弱くて割れやすいので要注意。

 

窯業系サイディングは保水する性質があるため、定期的に塗装して防水しておかなければなりません。

塗装の劣化も原因の一つになっている理由は、水を吸うことで膨張と収縮の動きが大きくなるからです。

サイディングが膨張と収縮を何度も繰り返すことでひび割れから始まり、やがて大きな破損へと発展していきます。

 

「よく見ると外壁が歪んでいる……」

「外壁が浮いているように見える……」

 

このような「反り」や「浮き」も窯業系サイディングによく見られる症状です。

「反り」や「浮き」が生じるのも前述した「衝撃」や「塗装の劣化」が原因しています。

 

「反り」や「浮き」は自然に直ることはありませんので修理が必要です。

浮き上がったところから水が入り込み柱や土台、下地材を腐食させる可能性があり、雨漏りを引き起こすリスクもあるため早めに対処しましょう。

 

外壁塗装を考えていただくタイミングについてはこちらの「これって外壁塗装が必要？塗り替え時期とタイミングを逃さないポイント！」をご覧ください。

 

軽微な損傷ならシーリングやプライマーで隙間を塞いでから専用のタッチアップ剤で傷を目立たなくさせることができます。

塗料を調色して目立たなくさせることもできますが、色の再現性なら専用のタッチアップ剤をおすすめします。

 

少し大きめに損傷を受けている場合は、シーリングを充填して隙間を塞いでから外壁塗装を行いください。

部分塗装だと色の違いが出てしまうため、外壁全体を塗装することをおすすめします。

塗装できないシーリングも中にはありますので、適切な材料選定が重要です。

 

シーリングで補修しきれない損傷は、部分的にサイディングを張り替えて対応します。

部分張り替えをご検討する症状は、「反りが大きい」「釘を打つとサイディングが割れてしまう」「外壁が大きく割れている」などです。

 

目安は傷ついた跡を埋めても根本的な改善にならない損傷な場合です。

外壁は建物の大事な構造体の一つです。

表面的に対処しても余計に状態を悪化させる可能性があるため、根本的な改善につながる方法で対処する必要があります。

 

窯業系サイディングの接合部は合いじゃくり加工がされています。

合いじゃくりされているところを剥がす場合、その周辺も干渉するため一緒に剥がすことになります。

 

干渉しない範囲は目地があるところです。

補修する場所によっては大部分を剥がさなければいけない場合があります。

 

すでに年数が経っているとモデルチェンジされている可能性があります。

その場合は類似するデザインのものを選ぶことになります。

人によっては柄の違いに違和感を感じるかもしれません。

 

大部分を張り替える必要がある場合、あえてそこをアクセントにするのも一つの方法です。

ベランダは笠木から水が侵入しやすく、内部が腐食してサイディングを張り替えることがよくあります。

ベランダは境界がはっきりしてアクセントにしやすい場所です。

 

もし、部分的にサイディングを張り替えることになりましたら、まずはどこまで張り替える必要があるか業者にお聞きください。

張り替える範囲を聞いたら、その範囲をアクセントにできるか検討してみましょう。

 

また、デザインに違いが出て見栄えが悪くなるようでしたら、「サイディングの張り替え」や「カバー工法」もご検討してみてください。

カバー工法なら解体が最小限でコストを抑えて外壁を新しくできます。

 

サイディングのリフォーム方法についてはこちらの「窯業系サイディングのリフォーム方法について解説」をご覧ください。

 

窯業系サイディングが割れている場合は、それ以上被害を大きくさせないために早めに対処することが大切です。

部分的に張り替えることも可能ですが、場所によっては広い範囲の張り替えが必要になるかもしれません。

 

損傷が軽微なら跡を目立たせずに補修できます。

色褪せやチョーキングなど劣化初期の段階で外壁塗装を行えば、損傷そのものを防ぐことができます。

外壁塗装の時期は10年ほどが目安となりますので、このあたりで一度点検の実施をおすすめします。

 

ルーツは建物診断や見積もりを無料で実施しております。

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

サイディング工事についてはこちらの記事もぜひご覧ください！

 

「サイディングのメンテナンス方法を「金属系」と「窯業系」別に解説！」

 

「サイディングを張り替えるのは何年目から？」

 

“mu”

 

東京都府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、武蔵野市、西東京市、小平市、東久留米市、国分寺市、国立市、八王子市、町田市、他三多摩地区全域で、塗装工事、屋根工事のことなら、ルーツへお気軽にご相談ください。

 

外壁塗装・屋根塗装｜東京都府中市（株）ルーツ