屋根塗装・外壁塗装で使用する塗料はどんな機能がある?
投稿日:2023年8月11日
目次
塗装工事をするとなると気になるのがどんな塗料で塗装するかですよね。
屋根や外壁に使用する塗料は様々な機能性を備えています。
汚れがつきにくいものや苔やカビの発生を防ぐ機能、熱を反射して温度上昇を抑制する遮熱性など色々な機能がありますので、塗装工事を始める前に塗料が備える機能性の種類について押さえておきましょう。
本記事は塗料の代表的な機能について解説していきます。
【外壁や屋根塗装に使用する塗料の機能性】
塗料に備える機能性は色々な種類がありますが、すべての機能を備えているわけではなく、また一部の性能を特化させている塗料もあります。
塗料を選ぶときに「汚れにくくしたい」「コケの発生を抑えたい」「省エネになる機能が欲しい」など様々なご希望があるかと思います。
塗料を選ぶときは、このような希望を叶えてくれる塗料を選ぶことが大事です。
そして、希望を叶える塗料を選ぶときに注目するのが塗料が持つ機能性です。
それでは、よく目にする塗料の代表的な機能性をご紹介していきます。
【耐候性】
耐候性は太陽光、熱、湿度、雨など自然環境に耐える性質のことです。
塗膜を劣化させる3大要因は「紫外線」「熱」「水」です。
このことからも塗膜を長持ちさせるためには、いかに自然環境に耐えられるかが重要となってきます。
耐久性の高い塗料は決まって耐候性に優れています。
また、低汚染性や断熱性、遮熱性などの他の機能も塗膜が保たれていることで効果を発揮します。
劣化すればそれらの機能も落ちてしまうため、耐候性は塗料の中心的な性能とも言えます。
【低汚染性】
低汚染性は汚れにくい性質のことです。
建物は様々な汚染物質に触れますので、塗膜が摩耗すると汚れが残りやすくなります。
低汚染性は汚染物質を引きつけにくく、かつ定着させにくい機能を備えているため、長期間建物の美観を保ってくれます。
「汚れにくくしたい」とご希望されている方は、低汚染性に優れていることを重視しましょう。
【防カビ・防藻性】
塗膜が摩耗すると水気が多くなり、苔やカビが発生します。
とくに日が当たりにくい、風とおしが悪い、湿気が多いという環境で苔やカビは発生しやすく、劣化を早めたり、建物の美観を損ねたりと大きな影響を与えます。
防カビ性や防藻性は、苔やカビの発生を抑制する機能でして、美観性を保つだけでなく、塗膜を長持ちさせることにもつながる機能です。
【透湿性】
透湿性は湿気を通す機能でして、湿気が溜まりやすい場所に適した機能です。
水気を帯びるところは、塗膜と下地との間に水分が溜まるため、塗膜のひび割れや剥がれを起こしやすくなります。
軒天井、塀などは水気が多い場所ですので、透湿性に優れていると長持ちします。
【遮熱性】
遮熱性は言葉にもあるとおり「熱を遮る機能」です。
遮熱機能を備えた塗料を「遮熱塗料」と呼び、近年では省エネが重視されていることからこの遮熱塗料も注目されています。
遮熱塗料の効果は大きく分けてこの4つです。
・太陽光を反射して温度上昇を抑制する
・室内温度が上がりにくくなり、室内環境を改善できる
・熱劣化を防ぐことができる
・エアコンの負荷が軽減され、電気代の節約が期待できる
遮熱塗料の効果を発揮するのは、気温が高くなる夏の時期です。
屋根からの熱が伝わり、室内温度を上げてしまっている場合は、遮熱塗料で改善できるかもしれません。
遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料はどんな効果がある?効果がないと言われてしまう理由と失敗しない遮熱塗料の選び方」をご覧ください。
【断熱性】
遮熱性と同じように断熱性も熱に関わる性質のことです。
ただし、熱に対する性質は遮熱性とはまったく違い、断熱は熱の伝わりを防ぐ性質です。
分かりやすいように遮熱性と断熱性の違いを見てみましょう。
遮熱性:熱を反射する
断熱性:熱の伝わりを防止する
なんとなくどれも同じように思えてしまうかもしれませんが、遮熱性は熱を反射しますが、完全に反射できるわけではなく、一部の熱は伝わってきます。
断熱性の場合は熱を反射はしませんが、内部に熱が伝わりにくくなります。
そのため、大きく違いが出てくるのは表面温度です。
遮熱性を備えている面は熱を反射しますので、表面温度は上がりにくくなりますが、断熱性は熱を受ける面は温度が影響します。
ですが、内部には熱を伝えないため、室内は外気温による影響が少なくなります。
また、断熱性に優れていると外部の熱以外に室内の熱も外に逃げにくくなります。
内外の熱の流出・流入を少なくさせるのが断熱性の特徴でして、断熱性能が高いと室内環境も安定しやすくなります。
【親水性】
親水性は水に馴染みやすい性質のことです。
親水性に優れていると、塗膜に汚れがついても雨と一緒に洗い流してくれます。
この機能をセルフクリーニングと呼んでいます。
セルフクリーニングの仕組みは、塗膜に汚れがついても水のほうが馴染むため、汚れの下に雨が入り込み、その汚れを浮かして一緒に洗い流すようになっています。
低汚染性を謳う塗料のほとんどは、この親水性に優れています。
【塗料選びでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!】
いかがでしたか?
塗料にはたくさんの機能があります。
どの機能を重視するかが塗料選びのポイントになりますので、ぜひ今回ご紹介したことをご参考にしてください。
塗料のご相談もお待ちしております。
気になることや分からないことなどなんでもかまいませんので、お気軽にご相談ください!
塗料についてもっと知りたいという方はこちらの「塗料について」もご覧ください。
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