屋根塗装の流れと作業内容
投稿日:2023年1月31日 更新日:2024年4月15日
目次
外壁塗装の工程は「下地処理→下塗り→中塗り→上塗り」が基本的な流れです。
それでは屋根塗装はどんな流れでしょうか?
外壁塗装と同じように「下地処理→下塗り→中塗り→上塗り」?
下地処理から上塗りまでの工程は、塗装の基本ですから、屋根塗装も同様に進みますが、屋根塗装にしかない工程があり、施工で気をつけるところも外壁とは違います。
屋根は下からではどんな作業をしているかわかりませんので、業者任せにならないようにしっかり屋根塗装の知識を身に着けておくことが大切です。
そこで本日は屋根塗装がどんなふうに工事が進んでいくのか施工の流れをお伝えします!
【屋根塗装の流れと作業内容】
それではさっそく屋根塗装の流れを見ていきましょう!まずは屋根塗装の工程一覧です。
工程 | |
1 | 足場組立設置 |
2 | 高圧洗浄 |
3 | 補修 |
4 | 下地処理 |
5 | 下塗り |
6 | タスペーサー設置(縁切り) |
7 | 中塗り |
8 | 上塗り |
9 | 最終点検 |
10 | 足場撤去 |
それでは次に各工程の作業内容をお伝えします。
1:足場組み立て設置
屋根は高所作業ですから足場が必要です。屋根の傾斜を勾配と呼びますが、急勾配の屋根には通常の足場に加えて屋根足場が必要です。
外壁塗装も一緒にすると足場代の節約になります。詳しくはこちらの「屋根と外壁はセットでお得」をご覧ください。
2:高圧洗浄
高圧洗浄機を使って屋根に付着した汚れやコケ、古くなった塗膜を洗い流す作業です。下地に不純物が残っていると塗装の密着性が落ちます。耐久性に関わる大事な作業です。
3:補修
屋根は飛来物による衝撃や経年劣化などで屋根材がひび割れていることがあります。ひび割れは塗装前にコーキングで補修します。
棟板金も劣化していますので、接合部のコーキングの打ち直しや釘が抜けているところの再打ち込みなどをここで行います。
4:下地処理
塗装する面を下地と呼びます。下地は旧塗膜が残っている状態のことで、素材そのものの状態では素地と呼んでいます。住宅の塗装では旧塗膜が残る状態で工事を行うのが一般的です。
下地処理はその下地を整える作業。2つ目の工程にある高圧洗浄も下地処理の一つで、下地を整えることで塗装の密着性を高め、仕上がりも美しくなります。
下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
5:下塗り
下塗りは塗装の密着性を高める工程です。塗装工程ですが、ここではシーラーやプライマーなどの下塗り用塗料を使います。下塗り用塗料と上塗り用塗料で相性があり、間違えると施工不良を起こしてしまうため、正しく材料選定する必要があります。
6:タスペーサー設置(縁切り)
縁切りとは外壁塗装にはない屋根塗装だけに行う重要な工程です。
縁切りは雨漏りを防ぐ工程でして、現在ではタスペーサーを使うのが一般的です。
タスペーサーについてはこちらの「タスペーサーの重要性〜雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは」で詳しく解説しております。屋根塗装をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。
縁切りをタスペーサーではなく、カッターなどで塗膜に切り込みをいれる従来の縁切り方法で行う場合は、塗装が仕上がった後に行います。
7:中塗り
中塗りからは上塗り用塗料を使用します。ここで屋根が着色されていきます。
上塗り用塗料は「屋根材の保護」と「美観性の向上」「機能性の向上」の役割があります。
8:上塗り
上塗りは前述した中塗りと同じ塗料を塗り重ねる工程です。中塗りを上塗り1回目、この工程は上塗り2回目と呼ぶこともあります。
塗装を分けているのは間に乾燥時間を設けるからです。塗装したては、まだ塗膜に水分が残っていますので、その上に塗料を塗り重ねると塗膜が膨れてしまいます。しっかり乾燥させてから塗料を塗り重ねる必要があります。
当社は無料で建物診断を行っております。屋根塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
9:最終点検
塗装が完了した後は、最後に不具合や塗り残しがないか細かくチェックします。足場を取り外してしまったら、作業ができなくなってしまいますので、見落としなく確認することが大切です。
お施主様も仕上がりを確認するために、業者に頼んで塗装後の屋根の写真を撮ってもらい、仕上がりに問題ないか確認しましょう。
10:足場撤去
最終確認が完了し、お施主様の了承をもらったら足場を撤去します。足場を撤去する時も工事したところを傷つけないように慎重に行う必要があります。
足場の設置・撤去時は、部材を打ち付ける金属音が発生します。部材の搬入で工事車両も停まりますので、近隣の方への配慮が大切です。
【工事前に知っておきたい!屋根は下地処理と下塗りが重要!】
屋根は紫外線や風雨などにさらされて、下地が傷んでいます。屋根は遮るものがなく、下地の痛みは顕著に現れています。
密着性の悪い下地では、塗装してもすぐに剥がれてしまいますから、屋根塗装では「下地処理」と「下塗り」を入念に行うことが大切です。
屋根は目視では確認できない場所です。ですから、しっかり工事をしてもらうために屋根塗装の知識をしっかり身に着けておきましょう!
当社は工事後もお客様が安心して過ごせるようにアフターサポートを徹底しております。お住まいのことでなにか気になることや困っていることなどがございましたらお気軽にご相談ください!
アフターサポートについてはこちらの「安心の定期訪問サポート」をご覧ください。
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