屋根は塗装した方がいいの?工事の必要性と検討する時期
投稿日:2023年1月10日 更新日:2024年4月15日
目次
屋根塗装は「屋根材の保護」と「建物の美観性の保持」を目的に行います。
「屋根の塗装は必要なの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
塗装をする必要性を感じないと、中々工事をしようという気にはなりませんよね。
そこで、今回は屋根塗装が必要な理由と塗装の目的、工事をご検討していただく時期についてお伝えしていきたいと思います!
【屋根塗装はした方がいいの?】
「外壁塗装はよく聞くけど、屋根は塗装した方がいいの?」
こんな疑問が浮かんだ方はいらっしゃいますか?
先に結論から申しますと、屋根は定期的に塗装が必要です。
具体的なことは後述しますが、塗装をせずに放置すると屋根材の劣化を早め、建物の見栄えも悪くなってきます。
雨漏りの直接的な原因にはなりませんが、塗装が古くなっていれば、屋根材の脆弱化から広がり、他のところもどんどん悪くなっていくでしょう。
屋根塗装も建物を長く維持するために必要なメンテナンスです。もし、塗装が古くなっていたり、屋根材の見栄えが落ちていたりしていましたら、そのまま放っておくのではなく、屋根の塗装をご検討ください。
屋根塗装は足場が必要になりますので、このタイミングで外壁塗装も一緒にご検討ください。外壁と屋根を一緒に塗装すれば足場の設置回数を減らし、足場代の節約になります。
詳しくはこちらの「屋根と外壁はセットがお得」をご覧ください。
【塗装が必要なのは「セメント系」と「金属系」の屋根材】
屋根材にも「スレート」「セメント瓦」「金属屋根」「アスファルトシングル」などいろいろな種類があります。「金属屋根」はさらに種類があり、トタンやガルバリウム鋼板、銅などがあります。
屋根塗装が必要と言いましたが、すべての屋根に必要というわけではありません。
屋根塗装が必要なのは「セメント系」と「金属系」の屋根材です。
それでは、なぜこの2つの屋根材に塗装が必要なのかをご説明します。
【屋根塗装の目的と塗装が必要な理由】
まず、先程の「セメント系の屋根材」と「金属系の屋根材」の塗装の必要性についてお伝えする前に、屋根塗装の目的について押さえておきましょう。
冒頭でもお伝えしましたが、屋根を塗装する目的は「屋根材の保護」と「建物の美観性の保持」です。
「セメント系の屋根材」と「金属系の屋根材」は、塗装やメッキが摩耗していると屋根材の状態が悪くなり、見栄えも落ちてきます。
それでは各屋根材の塗装が必要な理由について解説していきます。
【セメント系の屋根材に塗装が必要な理由】
「セメント系」とは、セメントを原料とする屋根材でして、セメント瓦や現在主流のスレートがそうです。
セメントはもともと水を吸う性質があるため、塗装を施して防水してあります。その塗装も太陽の紫外線や風雨などで経年劣化してきます。
セメント系の屋根材は劣化すると水を吸うようになり、脆くなってきます。ひび割れや欠けなど破損しやすくなり、汚れやコケなども付きやすくなりますので、状態が悪くならないように塗装する必要があります。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。
【金属系の屋根材に塗装が必要な理由】
金属系の屋根材で塗装が必要なのはトタンです。トタンは亜鉛メッキ鋼板のことでして、亜鉛の犠牲防食作用により、錆びにくくしています。
しかし、錆びにくくしているとはいっても経年劣化で摩耗してくるため、メッキが古くなっていると鋼板が露出し、空気や水に触れて酸化してしまいます。
サビが発生すると最悪は朽ちてしまうため、腐食が広がらないように塗装で保護する必要があります。
現在主流のガルバリウム鋼板は、錆びにくい金属でして、基本的に塗装する必要はありません。しかし、メンテナンスフリーというわけではありませんので、定期的に水洗いなどをしておくと長持ちします。
また、ガルバリウム鋼板もメッキが剥がれれば鋼板が露出するため、この状態だとサビが発生しやすくなります。飛来物や物が当たるなど不意の衝撃で傷がついてしまうこともありますので、定期的に専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
【屋根塗装はいつにした方がいい?】
ここまで屋根塗装が必要な理由と目的、塗装が必要な屋根材についてお伝えしてきました。
次に気になるのは「いつ屋根塗装をしたほうがいいのか」ではないでしょうか。
屋根塗装をご検討していただく時期の目安となるポイントは2つ。
それは「年数の経過」と「劣化具合」です。
それではこの2つのポイントについて詳しく解説していきます!
【屋根材や塗装は耐用年数がある】
屋根材や塗装は耐用年数があるのはご存知ですか?
スレートはアクリル塗装やフッ素塗装、無機塗装など基材に施されているコーティングのグレードがあり、ハイグレードになるほど耐用年数が長くなります。
屋根材メーカーが推奨するメンテナンススケジュールは、10年ごとの点検と屋根塗装です。ただし、摩耗しにくいコーティングが施されている屋根材は、15年とか20年後が塗装時期になる場合もあります。
はじめて屋根塗装をする方は、まず屋根に葺かれている屋根材の耐用年数をチェックしてみましょう。
屋根の塗料は外壁と同じようにアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあります。こちらも塗料の種類で耐用年数が異なります。
すでに塗装している場合は、使用した塗料の耐用年数で次の工事の時期をご検討ください。
塗料についてはこちらの「外壁塗装の耐久性は塗料の種類で違う。知っておきたいポイント」もご参考にしてください。
【痛み具合は塗装のサイン】
年数の経過と一緒に目安にしておきたいのが「屋根材の痛み具合」です。
屋根は太陽の紫外線や風雨などにさらされる過酷な環境にあり、他のところよりも痛みが出やすくなっています。屋根材が傷んでくると様々な症状が現れてきますので、状態の変化には注意して見ておきましょう。
屋根材が傷んでくると、
・チョーキング
・塗装の色あせ
・汚れやコケの目立ち
・屋根材の破損
などの症状がでてきます。
一番確認しやすいのが塗装の色あせや汚れの目立ちです。劣化が進むと屋根の見栄えが落ちてきますので、屋根を見て「古くなってきたな」と感じましたら、そろそろ塗装が必要な時期かもしれません。
【屋根塗装をお考えの方は当社の無料診断がおすすめ!】
屋根は下からでは目視で状態を細かく見ることができません。
前述した「年数の経過」や「屋根材の痛み具合」はあくまでも工事の時期を図る目安でしかなく、実際に工事が必要なのかは屋根を見て判断する必要があります。
先程の2つの目安をもとに、屋根塗装が必要か専門業者に屋根を見てもらうことをおすすめします。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、屋根塗装が必要か知りたいという方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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