コストを抑えて屋根工事をするならカバー工法(重ね葺き)がおすすめ!
投稿日:2022年9月19日 更新日:2024年4月15日
目次
屋根工事は「葺き替え」と「カバー工法(重ね葺き)」の2つの方法があります。屋根も年数が経つにつれて劣化し、いずれメンテナンスが必要です。
そんな時にどの方法で工事を行うか迷われるかと思います。
そこで今回は屋根のカバー工法とはどんな工事か、どんな人におすすめかなどをお伝えいたします!
【屋根カバー工法はどんな工事?】
名前の中に「カバー」とあるように、元々の屋根を覆うような方法で屋根を新しくするのが屋根カバー工法の特徴です。
最低限の解体で屋根を新しくできるため、廃材処分費が抑えられ、葺き替えよりも工期が短くなります。
いろいろ制限はありますが、手軽に屋根を新しくできる工法ですから、採用される方も多くいらっしゃいます。
【屋根カバー工法と葺き替えは何が違う?】
それでは、屋根カバー工法と葺き替えは何が違うのか気になるかと思います。覆う方法で屋根を新しくするというのもイメージがしにくいかもしれませんので、両方の工事の工程を比較してみましょう。
【屋根葺き替え】 | 【屋根カバー工法(重ね葺き)】 |
1:足場設置 2:解体(屋根板金、屋根材、ルーフィング) 3:野地板増し張り 4:ルーフィング敷設 5:屋根材葺き 6:屋根板金取り付け 7:コーキング防水処理 8:足場撤去〜葺き替え完了 |
1:足場設置 2:屋根板金の解体(雪止めがある場合は切断) 3:ルーフィング敷設 4:屋根材葺き 5:屋根板金取り付け 6:コーキング防水処理 7:足場撤去〜カバー工事完了 |
上記の表にあるように屋根の葺き替えと屋根カバー工法の大きな違いは、解体の範囲になります。
屋根カバー工法のメリット・デメリットは後述しますが、葺き替えは元々の屋根を解体するため、重量負担がカバー工法よりも軽減され、耐震性に優れています。また、屋根材の制限もありませんから、お好みの屋根材を選ぶことができます。
葺き替え工事についてはこちらの「屋根葺き替え」をご覧ください。
工事をする屋根によって各工法の適不適が異なりますから、かならず工事前に現場調査を実施する必要があります。
【屋根カバー工法のメリット・デメリット】
屋根カバー工法は解体が最小限に抑えられ、手軽に屋根を新しくできるのが魅力です。その他にもメリットがあり、また、その反面デメリットもありますから、ご検討していただく際はご希望に沿っているかどうかよく見極めてから決めましょう。
【屋根カバー工法のメリット】
屋根カバー工法のメリットは以下の3つです。
・コストを抑えて屋根を新しくできる
・工期が短く済む
・断熱性・遮音性が向上する
屋根工事を行う大きなメリットは「ルーフィングを新しくすることができる」ということです。
ルーフィングを新しくできるのは「葺き替え」も「カバー工法」もどちらもできます。
そのためどの工法を採用するにしても屋根を維持する目的は達成できます。
また、屋根を重ねる構造になりますので、断熱性と遮音性が向上します。しかし、その効果は劇的に変化するというわけではありませんのでご注意ください。
【屋根カバー工法のデメリット】
工事をご検討していただく上でメリットだけでなく、デメリットもちゃんと確認しておかなければなりません。むしろメリットに書かれていることが気に入って選択したものの、後からデメリットを見てその価値観が逆転してしまった、ということにもなりかねません。
屋根カバー工法のデメリットは以下の5つです。
・屋根が重くなり、耐震性が落ちる
・選択できる屋根材に制限がある
・部分的な修理ができない
・もともとの屋根に問題があったときに工事が大変になる
・劣化が激しい屋根は適していない
実は屋根カバー工法はメリットよりもデメリットとなる項目が多くあります。
注意しておきたいのが耐震性の低下です。
屋根は重量が重くなるほど耐震性が不利になります。
頭が重いとなんとなく揺れているような気がしませんか?
屋根も同じで屋根が重くなると揺れが大きくなり、建物の倒壊リスクが高くなります。
現在では耐震性を保つために屋根が軽量であることが推奨されています。日本は地震大国ですから、しっかり耐震性のことも考えて地震に強い建物にしておきましょう。
次に注意しなければいけないのが、もともとの屋根が傷んでいたり、雨漏りなど不具合を起こしているときです。
屋根カバー工法はその上を覆ってしまう形で屋根を作ってしまうため、不具合を起こしているところに関しては根本的な解決に至っていません。
もし、工事後に不具合を起こしてしまったら、せっかく新しくした屋根を解体しなければいけなくなる可能性があります。
劣化が激しかったり、不具合を起こしている屋根はカバー工法に適していませんのでご注意ください。
屋根カバー工法についてはこちらの「屋根カバー工法(重ね葺き工事)」もご参考にしてください。
【コストを抑えるなら屋根カバー工法がおすすめ!】
屋根カバー工法のメリット・デメリットを見てどう感じましたか?
思っているよりもデメリットが多いと感じた方もいるのではないでしょうか。
デメリットが多いから屋根カバー工法はダメなんだ、と思われるかもしれかもしれませんが、かならずしもそうではありません。
上記のデメリットが問題とならない屋根なら、むしろカバー工法は葺き替えよりも安く屋根を新しくすることができます。
十数年後は建て替えや引っ越しを予定している方も工事代が高くなるよりも安く抑えたいはずですから、このようなときも屋根カバー工法が向いています。
デメリットに影響されない屋根で、コストを重視するのなら屋根カバー工法が適しています。
「葺き替え」と「カバー工法」のどちらが適しているかは、実際に屋根を見なければわかりませんが、少しでもカバー工法が気になっている方は、一度専門業者に屋根を見てもらってどの工法が適しているか見てもらってはいかがでしょうか。
屋根カバー工法についてはこちらの「屋根カバー工事をオススメする理由」もご参考にしてください。
【屋根工事なら当社におまかせください!】
屋根はこれからも快適に生活していくために大切にしておかなければいけない構造体です。雨漏りの原因となりやすいですから、屋根工事を考えていなかったとしても定期的に屋根点検を実施ください。
当社は無料で建物診断を実施しております。診断後は屋根の状態のご報告やお客様にご要望に沿った工事プランをご提案させていただきます。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
当社は「葺き替え工事」「屋根カバー工事」の両方の工事も対応しております。屋根工事をお考えの方は、ぜひ当社におまかせください!
“mu”
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