なぜベランダ・バルコニー・屋上の防水工事は必要?雨漏りが引き起こす被害とは?

投稿日:2022年8月15日  更新日:2022年8月15日

普段、なにげなく使っているベランダやバルコニー。

 

こちらも定期的にメンテナンスが必要なのはご存じですか?

 

ベランダやバルコニー、屋上は風雨にさらされて、雨に濡れても雨漏りを起こさずに快適に生活ができていますよね?でも、ここでふと不思議に思いませんか?雨に濡れているのに水が染み込んでこないのはなぜでしょうか?

 

それは床に防水工事がされているからです。

 

ベランダやバルコニーの床は、水が染み込まないように防水工事がされています。しかし、防水も永続的なものではなく、年数が経つにつれて摩耗してきます。防水が劣化したままにしておくと、いずれ雨漏りを引き起こしてしまいますから、定期的にメンテナンスをしなければいけません。

 

今回は建物を守るベランダやバルコニーの防水工事について解説していきたいと思います。防水工事の必要性や雨漏りのリスク、メンテナンス時期などをご紹介していきますので、ぜひご一読ください!

 

【ベランダ・バルコニー・屋上の防水工事の時期は5〜10年が目安!】

なぜベランダ・バルコニー・屋上の防水工事は必要?雨漏りが引き起こす被害とは?

ベランダやバルコニー、屋上の防水が古いままだと、建物の状態はどんどん悪くなってきます。防水性能が低下して水が染み込んでくると、当然ですが、屋内にまで水が流れてくるため雨漏りしてしまいます。

 

雨漏りのリスクについては後述しますが、水が屋内に入り込むと建物の耐久性に影響を与えますので、できることなら雨漏りを引き起こさないことが大事です。そして、雨漏りの発生を防いでいるのが防水工事です。

 

それでは、いつ防水工事をすればいいでしょうか?

 

防水工事のメンテナンス時期は、5〜10年が目安です。

 

ただし、施工されている防水工法や建物の環境によって、劣化の進行具合や耐用年数は変わってきます。

 

大事なことは防水が劣化していく変化を見逃さないことです。

 

なるべく防水の状態をチェックし、メンテナンスが必要なタイミングで防水工事をすることが大事です。

 

もちろんメンテナンスが必要か的確に判断するのは難しいかと思います。そのため、具体的なことはプロの業者に見てもらってアドバイスをもらうことをおすすめします。

 

当社も無料で建物診断を実施しております。メンテナンスが必要なのかお困りの方は、お力になれるかと思いますので、ぜひご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

【防水を劣化したまま放置するとどうなる?雨漏りの恐怖】

なぜベランダ・バルコニー・屋上の防水工事は必要?雨漏りが引き起こす被害とは?

ベランダやバルコニー、屋上の防水工事の必要性をお伝えしましたが、それでは防水を劣化したままにしておくとどうなると思いますか?

 

防水を劣化したままにしておくと、みなさんが思っているよりも大変なことが起きます。

 

一番注意しなければいけないのが雨漏りです。

そして、さらに大変なことは雨漏りによって引き起こされる二次被害です。

 

防水が劣化して性能が落ちていると、水が染み込んできて屋内にまで流れてきます。天井や壁から水が滴ってくる中で生活するのは、とても大変でストレスになります。また、天井や壁、床も濡れてしまいますから、内装材を傷めてしまい、水に濡れた内装材はカビが発生する可能性もあります。

 

雨漏りによって以下のことが室内に被害を及ぼします。

 

【室内に起きる雨漏り被害】

・天井や壁、フローリングを濡らし、内装材をダメにしてしまう

・カビが発生する

・家電や家具を傷めてしまう

 

【雨漏りは建物寿命を縮める

なぜベランダ・バルコニー・屋上の防水工事は必要?雨漏りが引き起こす被害とは?

雨漏りによって室内に及ぼす被害はお分かりいただけましたか?

 

フローリングや壁紙クロスが傷んでしまうと、雨漏り修理だけでなく、内装工事も必要になってきます。また、家具や家電が損傷してしまうと、家財道具も新しく揃えなければいけません。これだけでもかなりの費用がかかり、突然の出費に経済的な負担が大きいですよね。

 

しかし、雨漏りの被害は室内だけでは終わりません。

 

むしろ建物内を通過して水が流れてきていますから、室内よりも先に目には見えない屋内を濡らしてしまっている状態です。建物内が濡れると問題なのは木造だと思われるかもしれませんが、鉄筋コンクリート造や鉄骨造も同様に雨漏りの被害は大きいです。

 

以下に雨漏りするとどんな被害を被るのか各構造ごとに記しましたのでご覧ください。

 

建物構造 雨漏り被害
鉄筋コンクリート造

・コンクリート内部の鉄筋が錆びる

・爆裂(鉄筋の膨張により、コンクリートが破壊される症状)

・カビの発生

・外壁のクラック

・耐久性、耐震性の低下

鉄骨造

・鉄骨の錆

・屋根下地の腐食

・外壁のクラック

・カビの発生

・耐久性、耐震性の低下

・シロアリ被害

木造

・柱、梁などの構造体の腐食

・屋根下地の腐食

・カビの発生

・外壁のクラック

・耐久性、耐震性の低下

 

このように雨漏りを引き起こすと建物に多大な被害を与えてしまいます。構造体が腐食すると修理するときは、腐食部分を解体して補修しなければいけませんので、工事規模も大きくなります。工事規模が大きくなるほど、工事代もかかってしまいますので、雨漏りが起こらないように定期的にメンテナスをすることが大切です。

 

当社は雨漏り調査や修理を承っております。少しでも雨漏りの疑わしいところがございましたら、そのままにせずご相談ください。

雨漏りについてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。

 

【メンテナンスが必要かな?と思ったら無料診断をご利用ください!】

なぜベランダ・バルコニー・屋上の防水工事は必要?雨漏りが引き起こす被害とは?

ここまでベランダやバルコニー、屋上の防水工事が必要な理由と、メンテナンス時期、雨漏りによって被る被害についてお伝えしてきました。

 

これからも大切な建物をお使いいただくには、定期的にメンテナンスすることが不可欠です。当社は防水工事も承っておりますので、ぜひご相談ください。

 

防水工事についてはこちらの「屋上・ベランダ防水工事」をご覧ください。

 

普段から建物の変化を見ておくことが大切ですが、それを実行するのは大変かと思います。

 

建物の点検は8〜12年ほどを目安に実施していただくことをおすすめしております。

 

当社は無料で建物診断を実施しておりますので、建物の状態が知りたい方やメンテナスが必要か判断してほしいという方は、ぜひご相談ください。専門スタッフが徹底的にお客様の大事な建物を調査させていただきます。診断後は建物の状態や工事プランをご提案させていただきます。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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