破風板と鼻隠しはどこにある?外壁塗装の時は忘れずにメンテナンスをしましょう!
投稿日:2022年5月15日
目次
建物は外壁や屋根、基礎、窓、軒天井、雨樋などなどたくさんの部位があります。
「破風板や鼻隠し」という部位は聞いたことありますか?
破風板、鼻隠し……いかにも専門用語っぽいですよね?
ここは雨や風をよく受ける場所のため状態には気をつかっておきたいところです。
破風板や鼻隠しは塗装が必要で、見積もりの項目にも書かれています。
破風板や鼻隠しのことを知らないとどこを塗装するのかわかりませんし、傷みやすい場所のため長く維持していくには適切な対応が必要です。
そこで本日は破風板や鼻隠しの場所や気をつけたいポイント、メンテナンス方法などを解説していきます!
【破風板と鼻隠しの場所は?】
破風板や鼻隠しは屋根をぐるっと一周まわって取り付けられている化粧板のことです。
屋根を囲うように取り付けられている化粧板というのは共通ですが、ケラバのところを破風板、軒先のところを鼻隠しと呼んでいます。
破風板と鼻隠しの大きな違いは雨樋があるかないかで、鼻隠しは軒樋が取り付けられています。
また、使用される素材は破風板も鼻隠しも同じですから、工事の時は破風板とひとまとめにしていることがあります。
※ケラバとは切妻屋根の正面にある三角部分のところです。
【要注意!雨風を受けて痛みやすい場所】
破風板と鼻隠しは屋根や雨樋に近く風雨にさらされる場所のため痛みが出やすい場所です。
使用されている素材によって劣化の進行具合は変わりますが、昔の住宅に多い木製の破風板は塗装が劣化していると水を吸い込んで腐食してしまいます。
現在の住宅に多いケイカル板や窯業ボードも腐食こそしませんが、長い期間水に触れていると劣化も早まり次第に脆くなってきます。
破風板も鼻隠しも気をつけておきたいのは、劣化しやすい場所にあり、そのままメンテナンスをせずに放置してしまうと被害が大きくなるということです。
場所的にも高いところにあるため痛んでいても気が付きにくいことにも注意しておかなければなりません。
【破風板と鼻隠しの劣化を放置するとどうなる?】
破風板や鼻隠しも劣化を放置しないようにしましょう。
劣化を放置すると、腐食、雨漏り、軒樋の外れなどを引き起こす可能性があります。
ここは風にあおられるため、軒樋が飛ばされてしまうと近隣の建物や車を傷つけてしまいます。
破風板や鼻隠しの修理は高所作業となるため足場が必要になります。
足場は塗装工事総額の2割ほどですから修理のためだけに足場を立てるのは割高です。
破風板や鼻隠しは建物の装飾としても十分に担っているため痛んでいると見栄えも悪くなってしまいます。
被害が広がる前に塗装をして保護しておくことが大事ですから、外壁塗装と一緒にメンテナンスしましょう。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【破風板と鼻隠しの塗装のポイント】
破風板や鼻隠しは太陽の紫外線や風雨で傷まないように塗装をして保護されています。
塗装は適切な工程で行われていないとすぐに剥がれてしまいますから、どんなことに注意しておけばいいかポイントをお伝えします。
【下地処理が大事!】
塗装は下地に密着することで保つことができます。
つまり下地に塗装がくっついていなければ耐久性の高い塗料でも長期間持続させることはできません。
塗装の耐久性を高めるには、まずは下地処理を念入りに行われていることが大切です。
破風板や鼻隠しは風雨にさらされて塗布面が痛んでいます。
そのまま塗装をしても密着性が悪いため塗布面をケレン(研磨)して塗装がつきやすい状態に調整します。
他にも傷や凹みがある場合は見栄えが悪いため、パテを塗って平滑にしてから塗装をします。
継ぎ目のところはシーリングを打って隙間埋めをしておくと仕上がりもきれいになります。
破風板や鼻隠しの塗装はケレン、パテ処理、シーリング処理などの下地処理をちゃんとすることが大切です。
下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
【塗装がつきにくい場合はシーラーやプライマーで下塗り】
下地処理をしても塗装がつきづらいケースもあります。
そういうときはシーラーやプライマーなどで下塗りをして塗装の密着性を上げておきます。
外壁や屋根のような面積が広い場所は建物の動きに対して付着力がないとひび割れや剥がれが起きてしまうため下塗りが必須ですが、破風板や鼻隠しの場合は動きが少ないためそのまま上塗り剤で仕上げるのが一般的です。
しかし、塗布面の状態が悪いと上塗り剤の付着力だけではな心もとないことがありますので、塗布面の密着性が非常に悪い場合は下塗り剤を塗布して密着性を向上させてから上塗りをします。
下塗りが必要か判断するには工事前の建物診断が必要です。
建物の状態を把握せずに最適な工事プランを計画することはできません。
これから塗装工事を考えている方は建物の状態に適した工事をしてもらうためにも、必ず建物診断を実施しましょう。
【破風板と鼻隠しの色の選び方】
破風板や鼻隠しも建物の外観にとても影響してきます。
どんな色で仕上げるかで印象も変わってきますから外壁や屋根だけを意識せず、こちらも色にこだわりましょう。
色決めのポイントは以下のことを意識するとバランスのいいデザインになります。
【破風板や鼻隠しの色の選び方】
・雨樋の色に合わせる
・窓の色に合わせる
・統一感のある色を選ぶ
・同系色や補色を選ぶ
・使用する色は2〜3色で抑える
統一感のある配色にすると色のバランスが良くなりデザイン性が良くなります。
完成した状態を事前に見ることができませんからイメージしにくいかと思いますが、何色も色を使ってしまうとまとまりのない外観になってしまいますので注意しましょう。
ルーツはカラーシミュレーションもご提供しております。
色決めの時はお手伝いもさせていただきますので、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
【目視ではわかりづらい!定期的に点検を実施しましょう!】
ここまで破風板と鼻隠しについてをご説明させていただきました。
ここは高い場所にあり、見上げないとどうなっているかわかりませんから、痛んでいても気がつきにくいかと思います。
大屋根のところだとさらに高くなりますので、目視では痛んでいるのか痛んでいないのか判断しにくいですよね。
塗装は10年ほど経つと劣化症状が出てきます。
年数の経過もメンテナンスをする目安となりますので、しばらく状態を見ていないなと感じましたら一度専門業者に依頼して建物を点検してもらうことをおすすめします。
当社も無料で建物診断を実施しております。
お家のメンテナンス工事を承っておりますので、気になる方はぜひご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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